調理師の過去問
平成29年度
調理理論 問55
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問題
調理師試験 平成29年度 調理理論 問55 (訂正依頼・報告はこちら)
食器に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
- ガラス器は透明で熱に弱く、150℃以上の耐熱性のものはない。
- 銀食器は高級品に多いが、熱湯と反応し黒変するので、注意が必要である。
- 陶磁器のうち、磁器は高温で焼いたもので、熱に強い器である。
- 漆器は傷がつきにくいので、たわしで洗ってもよい。
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この過去問の解説 (3件)
01
耐熱ガラスの種類は様々で、中には1000℃にも耐えられるものもあります。
(2)× 銀食器の黒変は空気に触れることによって起こります。
(3)○ 陶器と磁器の違いを把握しておきましょう。
陶器…原料は土。比較的低温で作られる。吸水性有り。
磁器…原料は石。高温で作られる。叩くと金属のような音がする他、熱に強いという特徴がある。
よって、3.陶磁器のうち、磁器は高温で焼いたもので、熱に強い器である が正解です。
(4)× 漆器にはたわし、クレンザーは厳禁です。
柔らかいスポンジと食器用洗剤で優しく洗いましょう。
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02
が正解です。
磁器とは、高温で焼いて作ったやきもの(陶磁器)のことです。吸水性がなく、軽くて熱に強い特徴があります。伊万里焼、九谷焼などがあります。
ちなみに陶器は、磁気より低温で焼いて作られ、吸水性があり、重く厚みがあるのが特徴です。瀬戸焼が有名です。
(1)× 150℃以上の耐熱性を持つガラス器もあります。
家庭用品品質表示では、120℃~ 400℃未満のものを「耐熱ガラス製器具」と、400℃以上のものを「超耐熱ガラス製器具」と表記しています。
(2)× 銀食器は、熱湯ではなく空気に反応して黒く変色します。
(4)× 漆器はとても傷つきやすいので、たわしやクレンザーを使わず、柔らかいスポンジで優しく洗います。
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03
1 . ガラス器は透明で熱に弱く150℃以上の耐熱性のものはない、は誤りです。150℃耐熱性のガラスもあります。が急激に水で冷やすと割れてしまいます。耐熱でも急激な温度変化には強くありません。
2 . 銀食器は高級品に多いが、熱湯と反応し黒変するので、注意が必要である、です。熱湯ではなく空気に反応し酸化して黒変します。
4 . 漆器は傷がつきにくいので、たわしで洗ってもよい、は誤りです。とても傷つきやすいので、柔らかいスポンジ等で洗います。
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