調理師の過去問
令和元年度
栄養学 問17
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問題
調理師試験 令和元年度 栄養学 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
無機質(ミネラル)に関する記述について、誤っているものを一つ選びなさい。
- 人体を構成する元素の約 4 %を占める。
- 体内で作ることができる。
- 骨と歯の構成成分となる。
- 体液の浸透圧を調節する。
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この過去問の解説 (3件)
01
ミネラルは5大栄養素(炭水化物・たんぱく質・
脂質・ビタミン・ミネラル)のうちの1つです。
人体を構成する主要元素である、酸素(O)炭素(C)
水素(H)窒素(N)以外のすべての元素をいいます。
1:上記の主要元素以外の、人体を構成する元素の約4%を占めます。
2:体内で作ることができないため、外部から摂取する必要があります。
⇒よって正解です。
3:体の構成成分としては、骨や歯に含まれる
カルシウムやリンなどが代表的なものです。
4:ナトリウムとカリウムが体液の浸透圧を調節します。
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02
ミネラル(無機質)は体を構成する元素の酸素、水素、炭素、窒素以外の総称。人体を構成する元素の約4%を占めます。
ミネラルは、骨や歯など体を作る材料になるほか、代謝や神経伝達など体のあらゆる機能をスムーズに進める役割を持ちます。
体内では生成できず、欠乏すると体の不調を引き起こすので、食事から摂取する必要があります。
「日本人の食事摂取基準」(2020 年版)では、以下の13種類を必須ミネラル(人体に必要なミネラル)としています。
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデン
各選択肢については、以下のとおりです。
1 .ミネラルは人体を構成する元素の約 4 %を占めるので正しいです。
2 .ミネラルは体内で作ることができないので正しくありません。よって2を選ぶのが正解です。
3 カルシウム・リン・マグネシウムは骨と歯の構成成分となるので正しいです。
4 .カリウムとナトリウムは体液の浸透圧を調節するので正しいです。
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03
1.人体を構成する元素の約 4 %を占めています。
人体を構成する他の元素は、酸素65%、炭素18%、水素10%、窒素3%です。
2.ミネラルは体内で作ることができないため、食事などで摂取する必要があります。
3.カルシウムやリンなどのミネラルは、骨と歯の構成成分です。
4.ナトリウムとカリウムは、体液の浸透圧を調節します。
カリウムが不足すると、細胞内の水分が増え血管が圧迫されることによって血圧が上がりやすくなります。
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