調理師の過去問
令和元年度(再試験)
公衆衛生学 問10

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

調理師試験 令和元年度(再試験) 公衆衛生学 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

外因性内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)として、誤っているものを一つ選びなさい。
  • メチル水銀
  • ダイオキシン
  • PCB(ポリ塩化ビフェニル)
  • ビスフェノール A

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

外因性内分泌かく乱物質(環境ホルモン)とは、生体内の内分泌機能に変化を与え、それにより有害な影響を引き起こす、外因性の化学物質または混合物のことを言います。
代表的なものにポリ塩化ビフェニル、ビスフェノールA、ダイオキシン類などがあります。

メチル水銀は有機水銀の一種で、水俣病などの神経障害を引き起こします。

参考になった数180

02

正解は1です。

環境ホルモンは、人に摂取されるとホルモンの働きを乱して、生育や発育に影響を与える化学物質のことをいいます。

1:メチル水銀は、水俣病の原因であり、四大公害病の一つです。環境ホルモンではありません。
⇒よって正解です。

2.3.4:塩素系のごみの焼却により生成し、発がん性のある、ダイオキシン、環境から食物連鎖による
PCB、ビスフェノールAなどは環境ホルモンに当てはまります。

参考になった数81

03

正解は1です。

環境ホルモンは、あくまで通称であり科学的には内分泌かく乱物質と言います。「ホルモン」は生体内で作られ細胞伝達に利用される物質です。環境中にもこれに類似した物質があり環境ホルモンと呼ばれています。

メチル水銀は脂溶性物質であり極めて生物濃縮を受けやすい毒物です。高濃度摂取で神経障害や発達障害を引き起こします。水俣病の原因物質としても有名です。

ダイオキシン、PCB、ビスフェノールAは環境ホルモンでありこのほかにも内分泌かく乱ホルモンは約70種類あるとされています。

参考になった数50