調理師の過去問
令和元年度(再試験)
栄養学 問21
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問題
調理師試験 令和元年度(再試験) 栄養学 問21 (訂正依頼・報告はこちら)
脂質に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
- コレステロールは、細胞膜の構成成分である。
- 飽和脂肪酸は、動物油脂より植物油脂に多く含まれている。
- エイコサペンタエン酸(EPA)は、飽和脂肪酸である。
- 飽和脂肪酸は、体内で合成できない脂肪酸である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.コレステロールは、細胞膜の構成成分です。
2.飽和脂肪酸は、植物油脂より動物油脂に多く含まれています。
飽和脂肪酸の過剰摂取はLDLを増加させ、脂質異常症の危険性を高めます。
3.EPAは魚などに多く含まれる脂肪酸で、不飽和脂肪酸です。
4.飽和脂肪酸は必須脂肪酸ではありません。
必須脂肪酸とは、人の体内では合成できず食事から摂取しなければならない脂肪酸を指します。
必須脂肪酸は、多価不飽和脂肪酸であるリノール酸、α‐リノレン酸の2種類です。
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02
1:コレステロールは、細胞膜・ステロイドホルモン・胆汁酸・ビタミンDの材料になる成分です。体内では主に肝臓で合成されます。
⇒よって正解です。
2:飽和脂肪酸は動物性脂肪(バター・牛脂・豚脂など)に多く含まれます。
3:エイコサペンタエン酸は魚油に多く含まれる不飽和脂肪酸です。血栓予防・血中LDLコレステロールの低下作用があります。
4:体内で合成できない脂肪酸は必須脂肪酸です。
リノール酸・αーリノレン酸・アラキドン酸です。食物から摂取しなければなりません。
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03
1.コレステロールは、細胞膜の構成成分です。
2.飽和脂肪酸は、エネルギーとして使われやすく、体内で合成できる脂肪酸です。過剰摂取は健康面でデメリットあり、肉、乳製品、卵黄、ココナッツ、パーム油などに多く含まれます。
3.EPAはDHA同様に青魚などに多く含まれる必須脂肪酸ですが、不飽和脂肪酸です。
4.必須脂肪酸が体内で合成できない脂肪酸であり、食物から摂取する必要があります。
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