調理師の過去問
令和元年度(再試験)
食品衛生学 問28

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

調理師試験 令和元年度(再試験) 食品衛生学 問28 (訂正依頼・報告はこちら)

食品添加物とその用途や効果の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
  • 品質保持剤 ----- 食品の腐敗を防止する。
  • 保存料 --------- 食品の酸化を防止する。
  • 安定剤 --------- 水分の蒸発を防ぎ新鮮さを保持する。
  • 乳化剤 --------- 水と油を混ぜ合わせ均一にする。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

1.品質保持剤は、食感や味など食品の品質を保持する目的で利用されます。
食品の腐敗を防止するのは保存料です。

2.保存料とは、細菌の増殖を防止し変質や腐敗を防ぐ添加物です。
食品の酸化を防止するのは酸化防止剤です。

3.安定剤は、乳化や粘度、pHなど、食品の状態を安定させるために加えられる添加物の総称です。
水分の蒸発を防ぎ新鮮さを保持するのは乾燥防止剤です。

4.乳化剤は、水と油を混ぜ均一にすることを目的としています。

参考になった数125

02

1.脱酸素剤やエタノール蒸散剤といったものを品質保持剤と呼び、食品の包装内に封入するだけで、カビや微生物が繁殖しにくくなります。食感や味など食品の品質を保持する目的でも利用されます。


2.保存料とは、細菌の増殖を防止し変質や腐敗を防ぎ保存性を高める添加物です。
食品の酸化を防止するのは酸化防止剤です。

3.安定剤は、乳化や粘度、pHなど、食品の状態を安定させるために加えられる添加物の総称です。


4.乳化剤は、水と油を均一に混ざりやすくすることを目的としています。

この問題は個人的には1も正解であると考えます。品質保持剤の脱酸素剤やエタノール蒸散剤はカビの繁殖を防ぐことも目的としているので腐敗の防止につながります。

参考になった数24

03

正解は4です。

1:品質保持剤は食品の美味しさを保つものです。洋菓子や和菓子の袋に入っている、脱酸素剤などです。

2:保存料は食品の腐敗や変敗を防ぎ、保存性を高めるものです。微生物の発育を抑制するために用いられます。

3:安定剤は食品の成分を安定させ、均一にする目的で使用します。飲料・乳製品・そうざい・アイスクリームなどに用いられます。

4:乳化剤は水と油などを均一に乳化させ、混ざりやすくします。主な食品添加物はグリセリン脂肪酸エステル、レシチンです。
⇒よって正解です。

参考になった数22