調理師の過去問
令和2年度10月実施分
栄養学 問18

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問題

調理師試験 令和2年度10月実施分 栄養学 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

「食事バランスガイド」に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
  • 主食、副菜、主菜、果物、菓子の5区分となっている。
  • 1食にどれだけ食べればよいかを区分ごとに示している。
  • 基本形( 2,200±200kcal )では、主食は2~3サービング( 2~3つ)である。
  • 主食の1サービング( 1つ)は、主材料に由来する炭水化物約40gである。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

「食事バランスガイド」は、コマの形で「1日に何をどれだけ食べればよいか」の目安をわかりやすく表現したもの。厚生労働省と農林水産省が策定しています。

1日分を5つの料理グループに区分し「サービング=SV」という単位を用いて1日の目安を示しています。

コマの形の上から、
主食:5~7
副菜:5~6
主菜:3~5
牛乳・乳製品:2
果物:2
で構成されています。(単位はSV)


各選択肢については、以下のとおりです。

1.牛乳・乳製品がなく菓子が含まれているので「誤り」です。「主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物」が正しいです。

2.「1食」ではなく「1日」に何をどれだけ食べればよいか」を示しているので「誤り」です。

3.主食は2~3サービングではなく5~7サービングなので「誤り」です。5区分の中で最も割合が多いのが主食ですね。

4.正解です。主食分1サービングは炭水化物40gを含むご飯小盛1杯、または食パン1枚、またはおにぎり1個またはロールパン2個分としています。

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02

正解は4です。

食事バランスガイドは、2005年(平成17年)に厚生労働省と農林水産省が「食生活指針」を具体的な行動に結びつけるものとして、1日に「何を」「どれだけ」食べたら良いのかを、イラストでわかりやすく示したものです。

1:主食・主菜、副菜、果物、牛乳・乳製品の5つの料理区分としています。

2:1日に「何を」「どれだけ」食べたら良いのかを、区分ごとに示しています。

3:総エネルギーは成人を対象として2200±200kcalを想定しています。主食は5~7サービング(5~7つ)です。
ごはん(中盛り)だと4杯程度になります。

4:主食の1サービング(1つ)は、ご飯、パン、めんなどの主材料に由来する炭水化物約40gです。
⇒よって正解です。

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03

正解は4です。

食事バランスガイドに関する記述で正しいのは4の「主食の1サービング(1つ)は、主材料に由来する炭水化物は約40g」です。食事バランスガイドとは食生活指針を具体化したもので1日に取る食事量と内容をまとめたものになります。食事バランスガイドではサービングもしくは”つ”の単位で示されています。

その他の回答選択肢は以下の通りです。

回答1:食事バランスガイドでは主に主食や副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の5区分となっており、菓子は含まれておらず間違いです。

回答2:食事バランスガイドでは1日あたり、どれだけ食べればよいかを区分ごとに示しているので1食は間違いです。

回答3:主食のサービングは5〜7(5〜7つ)なので間違いです。

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