調理師の過去問
令和2年度12月実施分
公衆衛生学 問2

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問題

調理師試験 令和2年度12月実施分 公衆衛生学 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

生活環境における気温と湿度に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
  • 冬期に人がもっとも快適と感じる気温は、25~30℃である。
  • 人がもっとも快適と感じる湿度は、0~10%である。
  • 不快指数とは、気温と湿度によって感じる蒸し暑さの指標である。
  • ほとんどの人が不快に感じる不快指数は、50以下である。

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この過去問の解説 (3件)

01

生活環境における気温と湿度に関する記述で正しいものは「不快指数とは、気温と湿度によって感じる蒸し暑さの指数である」です。

各回答選択肢は以下の通りです。

選択肢1. 冬期に人がもっとも快適と感じる気温は、25~30℃である。

冬期に人がもっとも快適と感じる気温は18℃付近(室内)になりますので誤りです。

選択肢2. 人がもっとも快適と感じる湿度は、0~10%である。

人がもっとも快適と感じる湿度は45〜65%になりますので誤りです。

選択肢3. 不快指数とは、気温と湿度によって感じる蒸し暑さの指標である。

正しいです。

例えば、気温が25℃程度でも湿度が高く風もないと蒸し暑さを感じ不快感を味わいます。

しかし同じ気温でも湿度が低く、風があれば涼しく感じ快適感が味わえます。

選択肢4. ほとんどの人が不快に感じる不快指数は、50以下である。

ほとんどの人が不快に感じる不快指数は80以上になりますので誤りです。

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02

生活環境衛生に関する出題です。

 

人がもっとも快適に感じる温度は17~21℃(18℃前後)で、これを「生活至適温度」といいます。一方、人がもっとも快適に感じる湿度は45~65%で、これを「生活至適湿度」といいます。

 

また、蒸し暑さや不快さを表す指標を「不快指数」といい、これは気温と湿度から算出されます。不快指数は数値が大きくなるほど不快に感じる人が増え、80以上でほとんどの人が不快に感じるレベルとなります。

 

各選択肢については、以下のとおりです。

選択肢1. 冬期に人がもっとも快適と感じる気温は、25~30℃である。

人がもっとも快適と感じる気温は17~21℃なので、誤りです。

選択肢2. 人がもっとも快適と感じる湿度は、0~10%である。

人がもっとも快適と感じる湿度は45~65%なので 誤りです。(0~10%は乾燥し過ぎです。)

選択肢3. 不快指数とは、気温と湿度によって感じる蒸し暑さの指標である。

正解です。不快指数とは、気温と湿度によって感じる蒸し暑さの指標のことです。

選択肢4. ほとんどの人が不快に感じる不快指数は、50以下である。

ほとんどの人が不快に感じる不快指数は80以上なので、誤りです。

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03

正解は「不快指数とは、気温と湿度によって感じる蒸し暑さの指標である。」です。

選択肢1. 冬期に人がもっとも快適と感じる気温は、25~30℃である。

快適に感じる温度(快適帯温度)は、冬は18~20℃です。夏は25~26℃とされています。

選択肢2. 人がもっとも快適と感じる湿度は、0~10%である。

人がもっとも快適と感じる湿度は40~70%です。
湿度は空気中の含まれる水蒸気の量をいいます。

選択肢3. 不快指数とは、気温と湿度によって感じる蒸し暑さの指標である。

気温と湿度によって人間が感じる蒸し暑さの指標を、不快指数といいます。
不快指数=0.72×(乾球温度℃+湿球温度℃)+40.6で算出します。
⇒よって正解です。

選択肢4. ほとんどの人が不快に感じる不快指数は、50以下である。

不快指数が80以上になると、誰もが不快に感じます。

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