調理師の過去問
令和3年度10月実施分
調理理論 問46
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問題
調理師試験 令和3年度10月実施分 調理理論 問46 (訂正依頼・報告はこちら)
電子レンジ加熱に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
- ビタミンの損失が大きい。
- 熱効率が良い。
- 加熱むらを防ぐためには、一度に大量加熱を行う。
- アルミ箔(はく)で包むのがよい。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は、2です。
1.ビタミンの損失は少ない。
電子レンジは短時間加熱のため、
熱に弱い.ビタミンの損失を抑えることができます。
2.熱効率が良い。
電子レンジは、マイクロ波によって、食品内の水分子を
振動させることで、熱を発生させます。
食品の外側からでなく、食品内部から熱を生むため、
熱効率が良くなります。
3.加熱むらを防ぐためには、少量ずつに分けて加熱します。
また、マイクロ波があたるように、等間隔に食品を置くなどします。
4.アルミ箔(はく)では包まない。
アルミ箔が電子レンジからのマイクロ波と反応し、
火花を発生するため、使用できません。
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02
正解は(2) 電子レンジによる加熱は熱効率が良いです。
電子レンジは熱効率が良いので、短時間で加熱調理ができます。
電子レンジは食品にマイクロ波を当て、食品に含まれる水分の分子を運動させることによって発熱を起こします。外側からではなく内側から熱を加えるので熱効率が良いのです。
各選択肢については、以下のとおりです。
1 .× 短時間で加熱調理できるため、熱に弱いビタミンの損失を小さくすることができます。
2 .○ 電子レンジの加熱は熱効率が良いです。
3 .× 一度に大量過熱を行うと、むらができやすくなります。加熱むらを防ぐために少量ずつ加熱します。
4 .× 電子レンジにアルミ箔(はく)を使ってはいけません。金属にマイクロ波が当たると火花が出やすくなり、電子レンジの故障や火災の原因となるためです。
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03
正解は2です。
1 .電子レンジによる加熱は、ビタミンの損失は少ないです。
短時間加熱のため、熱に弱いビタミンの損失を防ぎます。また、水溶性ビタミンを含む食材をゆでた場合、ゆで汁にビタミンが溶出してしまいますが、電子レンジで水を加えず加熱した場合溶出を抑えることができます。
2 .電子レンジによる加熱は熱効率が良いため、正解です。
電子レンジは、マイクロ波によって食材内の水分子を振動させ加熱します。容器等水を含まないものは加熱対象とならないため、食材のみを効率的に加熱することができます。
3 .加熱むらを防ぐためには、一度に大量加熱を行わず、少量ずつ加熱することが大切です。
大量加熱を行うと、重なった部分や場所により加熱むらができやすくなります。
4 .電子レンジによる加熱でアルミ箔(はく)で包んではいけません。
電子レンジの加熱に使われるマイクロ波は、アルミなど金属と反応して火花を散らす危険性があるため、火事や電子レンジの故障の原因となります。
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