調理師の過去問
令和3年度10月実施分
食文化概論 問58

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問題

調理師試験 令和3年度10月実施分 食文化概論 問58 (訂正依頼・報告はこちら)

現在の食環境保全に関する記述で、(   )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。

『日本の食生活は欧米化・外部化が進み、世界的水準からみて、過去5年の食料自給率は( A )く、世界各国でも温暖化・砂漠化が進み、食料の安定供給が必要とされている。日本では、その見直しとして、食環境保全の取り組みとしてイタリアからはじまった( B )の運動や農林水産省では「フード・アクション・ニッポン」を推進している。』
  • A:高  B:エコクッキング
  • A:高  B:地産地消
  • A:低  B:食育推進
  • A:低  B:スローフード

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、4です。

日本の食料自給率は、低下しています。

スローフードは、ファストフード に対して唱えられた考え方です。

スローフード運動は、イタリアで始まりました。

具体的な、活動の内容には、

・自分たちが生まれ育った地域の食材を知り、

 郷土食や伝統食を食べること

・子どもたちを含めた消費者への食教育

・それぞれの地域で作られた質の良い素材を購入し、

 小規模生産者を保護すること           などがあります。

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02

正解は A:低  B:スローフード

日本の過去5年の食料自給率は低いです。食環境保全の取り組みにスローフードの運動があります。

イタリア発祥の運動といえばスローフードと読み解くことができます。その段階で他選択肢は誤りと判断できます。

スローフードとは土地に合った食材のこと、また、それらの食材を使った手作りの家庭料理、伝統料理を指します。

▼A・Bを当てはめるとこうなります。

『日本の食生活は欧米化・外部化が進み、世界的水準からみて、過去5年の食料自給率は(低)く、世界各国でも温暖化・砂漠化が進み、食料の安定供給が必要とされている。日本では、その見直しとして、食環境保全の取り組みとしてイタリアからはじまった(スローフード)の運動や農林水産省では「フード・アクション・ニッポン」を推進している。』

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03

正解は、「A:低 B:スローフード」です。

『日本の食生活は欧米化・外部化が進み、世界的水準からみて、過去5年の食料自給率は“低”く、世界各国でもp温暖化・砂漠化が進み、食料の安定供給が必要とされている。日本では、その見直しとして、食環境保全の取り組みとしてイタリアからはじまった“スローフード”の運動や農林産業省では「フード・アクション・ニッポン」を推進している。』

選択肢1. A:高  B:エコクッキング

不正解です。

【A:高】

日本の食料自給率は、「低い」です。

理由は記述されているように、日本の食生活は欧米化・外部化が進んでいるからです。

【B:エコクッキング】

エコクッキングとは、エコロジーとクッキングを掛け合わせた言葉です。

意味は、環境を考えて料理しましょう。というニュアンスです。

したがって、上記の選択肢【A、B】は誤りです。

選択肢2. A:高  B:地産地消

不正解です。

【A:高】

日本の食料自給率は、「低い」です。

理由は記述されているように、日本の食生活は欧米化・外部化が進んでいるからです。

【B:地産地消】

地産地消とは、地元で作られたものを地元で消費しましょう。という意味合いです。

したがって、上記の選択肢【A、B】は誤りです。

選択肢3. A:低  B:食育推進

不正解です。

【A:低】

正解です。日本の食料自給率は低いです。

【B:食育推進】

食育推進とは、近年日本の食生活の変化に伴い、健康づくりのために食育に取り組みましょう。という意味合いです。

したがって、上記の選択肢【A】は正解。【B】は誤りです。

選択肢4. A:低  B:スローフード

正解です。

【A:低】

正解です。日本の食料自給率は低いです。

【B:スローフード】

イタリアの国際的な社会運動。ファストフードや外部化した食事に対して、伝統的な食文化や食材などを見直しましょう。という運動です。

したがって、上記の選択肢【A、B】は正しいです。

まとめ

日本が関連する、世界的運動は覚えておきましょう。

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