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調理師の過去問 令和4年度 栄養学 問4

問題

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ビタミンとその欠乏症の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
   1 .
ビタミンB1 ―――― 脚気
   2 .
ビタミンB2 ―――― ペラグラ
   3 .
ビタミンB6 ―――― 壊血病
   4 .
ビタミンB12  ――― 夜盲症
( 調理師試験 令和4年度 栄養学 問4 )
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この過去問の解説 (3件)

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ビタミンB1が欠乏すると、脚気,神経系障害、食欲不振、不眠が起こります。

ビタミンが不足すると欠乏症が起こります。ビタミンB群にはB1・B2・B6・B12・ナイアシン・葉酸があり、それぞれ特性、不足すると出る症状は異なります。ビタミンの名前と欠乏症の組み合わせは覚えておきたいところです。

選択肢1. ビタミンB1 ―――― 脚気

正解です。ビタミンB1が不足すると脚気(かっけ)が起こります。

ビタミンB1は、エネルギー代謝に関与しており、糖質をエネルギーとして消費する役割を持っています。チアミンともいいます。

豚肉、胚芽米、豆類に多く含まれますが、糖質ばかり摂り過ぎるとビタミンB1が不足して脚気が起こり、食欲不振、吐き気、末梢神経の障害などがみられるようになります。

選択肢2. ビタミンB2 ―――― ペラグラ

ペラグラナイアシンの不足によって起こるので、ビタミンB2とペラグラの組み合わせは間違いです。ビタミンB3とも呼ばれることもあります。

ナイアシンはレバー、肉・魚類・きのこに多く含まれ、エネルギー代謝を補助します。不足するとペラグラが起こり、口内炎、下痢や便秘などが起こりやすくなります。

ちなみにビタミンB2は脂質のエネルギー代謝に関与し、不足すると発育不良、舌炎、口内炎などが起こりやすくなります。

選択肢3. ビタミンB6 ―――― 壊血病

壊血病ビタミンCの不足によって起こる欠乏症なので、ビタミンB6と壊血病の組み合わせは間違いです。

ビタミンCはいちご、かんきつ類、柿、野菜などに多く含まれ、コラーゲンの生成を促進したり免疫力を向上させたりします。重度に不足するとコラーゲンが生成されず、血管ががもろくなって出血しやすくなります。これを壊血病といいます。

ちなみにビタミンB6はたんぱく質の代謝に関与し、不足すると皮膚炎、口内炎などが起こりやすくなります。

選択肢4. ビタミンB12  ――― 夜盲症

夜盲症(やもうしょう)はビタミンAの不足によって起こる欠乏症なので、ビタミンB12夜盲症の組み合わせは間違いです。

ビタミンAは緑黄色野菜やレバーに多く含まれ、視力を維持したり発育を促進させたりします。不足すると暗い所で物が見えにくくなる夜盲症が起こります。

ちなみにビタミンB12は貧血予防や発育促進に関与し、不足すると悪性貧血が起こりやすくなります。

まとめ

ビタミンと欠乏症の組み合わせは、繰り返し出題されています。

ビタミンB1⇒脚気

ナイアシン⇒ペラグラ

ビタミンC⇒壊血病

ビタミンA⇒夜盲症

ビタミンB12⇒悪性貧血

は覚えておきたいところです。

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ビタミンは微量で新陳代謝を調整する働きがあります。

ビタミンは一部を除き体内では合成されず、ビタミン不足になると欠乏症を引き起こします。

また、ビタミンを過剰に摂りすぎると過剰症になります。

選択肢1. ビタミンB1 ―――― 脚気

ビタミンB1が不足すると脚気食欲不振不眠などの症状が現れます。

ビタミンB₁は豚肉や豆類、胚芽米、強化米などに多く含まれています。

選択肢2. ビタミンB2 ―――― ペラグラ

ビタミンB2が不足すると発育不全口角炎口内炎舌炎などの症状が現れます。

ビタミンB₂は牛乳や卵、レバー、緑黄色野菜などに多く含まれています。

選択肢3. ビタミンB6 ―――― 壊血病

ビタミンB6が不足するとけいれんむくみ湿疹貧血麻痺性発作聴覚過敏脳波異常免疫力低下などを引き起こす可能性があります。

ビタミンB₆は赤身の魚やヒレ肉、ささみなど脂が少ない肉類に多く含まれています。

選択肢4. ビタミンB12  ――― 夜盲症

ビタミンB12が不足すると悪性貧血息切れ神経損傷などを引き起こす可能性があります。

ビタミンB12レバーや魚介類、卵などに多く含まれています。

まとめ

ビタミンを体内に取り入れることで、他の栄養素の働きを助け微量でも新陳代謝を調整してくれます。

ビタミンには脂溶性と水溶性の性質があり、不足しやすい栄養素のため心がけて摂取しましょう。

5

ビタミンの働きは、人の身体の働きを正常に保つことです。体内での合成はほとんどできないため、食べ物から摂取します。

選択肢1. ビタミンB1 ―――― 脚気

脚気とはビタミンB1の不足によるものです。

食欲不振と足のむくみ、全身の倦怠感が主な症状です。

選択肢2. ビタミンB2 ―――― ペラグラ

×

ペラグラはナイアシン欠乏の際に起こる欠乏症です。

皮膚・粘膜を正常に保つナイアシンが体内で欠乏することが原因で起きる病気です。

選択肢3. ビタミンB6 ―――― 壊血病

×

壊血病はビタミンCの欠乏により起こる病気です。

歯茎や歯のトラブル、髪の毛・皮膚の乾燥など様々症状がでます。

あざができたり、貧血になったりします。

選択肢4. ビタミンB12  ――― 夜盲症

×

夜盲症はビタミンAの不足によっておこり、暗順応が障害されて暗いところで働く網膜の細胞に異常をきたします。

まとめ

ビタミンB群は水溶性ビタミンです。

一度に大量にとっても排泄されやすいため、コンスタントに毎日摂取するのが大切です。

ビタミンB群が不足すると代謝がうまくいかないので本来の力が発揮できなくなります。

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