過去問.com - 資格試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

調理師の過去問 令和4年度 栄養学 問6

問題

このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
欠乏すると甲状腺腫を発症する無機質(ミネラル)として、正しいものを一つ選びなさい。
   1 .
亜鉛
   2 .
カルシウム
   3 .
セレン
   4 .
ヨウ素
( 調理師試験 令和4年度 栄養学 問6 )
このページは問題閲覧ページの為、解答履歴が残りません。
解答履歴を残すには、
条件を設定して出題する」をご利用ください。

この過去問の解説 (3件)

28

無機質(ミネラル)は主にカルシウム亜鉛セレンリンカリウムイオウナトリウム塩素マグネシウムヨウ素などです。

無機質(ミネラル)が欠乏すると人体に悪い影響を引き起こす可能性があります。

選択肢1. 亜鉛

亜鉛が欠乏すると味覚障害脱毛貧血口内炎などを引き起こす可能性があります。

亜鉛は牡蠣やあわび、たらばがに、豚レバー、牛肉、卵などに多く含まれています。

選択肢2. カルシウム

カルシウムが欠乏すると骨や歯が弱くなり、幼児では骨の発育障害を引き起こし、成長が悪くなります。

カルシウムは小魚や海藻、牛乳、乳製品、根菜類、緑黄色野菜などに多く含まれています。

選択肢3. セレン

セレンが欠乏すると心筋症不整脈易感染性貧血筋力低下などを引き起こす可能性があります。

セレンはマグロやワカサギ、イワシ、たらこ、タラ、ネギ、穀物に多く含まれています。

選択肢4. ヨウ素

ヨウ素が欠乏すると甲状腺ホルモンの生成不足により精神発達の遅滞甲状腺機能低下症などを引き起こす可能性があります。

ヨウ素は昆布やひじきなどの海藻類に多く含まれています。

まとめ

無機質(ミネラル)が人体から欠乏すると様々な症状が発症する可能性があります。

日頃から意識して無機質(ミネラル)を摂取するように心がけましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
19

「甲状腺」「甲状腺ホルモン」「甲状腺腫」ときたら「ヨウ素」と覚えておくと良いです。

ヨウ素は無機質(ミネラル)の一種で、首にある「甲状腺」から分泌される甲状腺ホルモンの材料になります。

ヨウ素が欠乏すると、甲状腺腫、発育不全、クレチン病 を発症しやすくなります。

なお、甲状腺の裏には「副甲状腺」があり、副甲状腺からは副甲状腺ホルモンが分泌されます。甲状腺または副甲状腺に関する問題が出る時には、混同しないように注意しましょう。

選択肢1. 亜鉛

甲状腺腫はヨウ素が欠乏した時に起こるので、亜鉛は間違いです。

亜鉛が欠乏すると味覚障害、皮膚炎が起こりやすくなります。

選択肢2. カルシウム

甲状腺腫はヨウ素が欠乏した時に起こるので、カルシウムは間違いです。

ちなみに、カルシウムが欠乏すると、低カルシウム血症が起こりやすくなります。また、カルシウムはミネラルの中で2番目に体内に多く含まれ、その99%が骨や歯に含まれています。そのため、もしも不足すると骨粗しょう症を発症しやすくなります。

選択肢3. セレン

甲状腺腫はヨウ素が欠乏した時に起こるので、セレンは間違いです。

セレンは体内に微量が含まれるミネラルで、肉、魚、卵などに含まれます。通常の食事をしていれば不足することはほとんどありませんが、もし欠乏すると心筋障害が起こるとされています。

選択肢4. ヨウ素

ヨウ素が欠乏すると甲状腺腫を発症するので正解です。

ヨウ素は甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンを作るミネラルです。

ヨウ素が不足すると、甲状腺ホルモンの分泌量が欠乏することで甲状腺腫、発育不全、クレチン病が起こりやすくなります。

逆に甲状腺ホルモンの分泌が過剰になるとバセドウ病が起こりやすくなります。

まとめ

類似問題が出やすいので、ヨウ素が関与するのは甲状腺から分泌される甲状腺ホルモン、ホルモンが欠乏すると甲状腺腫やクレチン病、過剰になるとバセドウ病を引き起こす、ということを覚えておきましょう。

5

甲状腺腫は、甲状腺が大きくなった状態のことを言います。

甲状腺におできができることがありますが、これが医学的には腫瘍と言い、良性のものと悪性のもがあります。

選択肢1. 亜鉛

×

亜鉛は成人の体内に約2グラム含まれ、皮膚、肝臓、すい臓、前立腺などの多くの臓器に存在しています。

亜鉛の過剰摂取による健康被害は銅欠乏、貧血、胃の不調など様々です。

反対に欠乏すると成長障害、味覚が働かない・味がわかりにくいという味覚障害になることもあります。

ですが甲状腺腫を発症するのに大きな影響を与えるミネラルではありません。

選択肢2. カルシウム

×

カルシウムは骨や歯などを形成します。

体内のカルシウムの99%は骨と歯に、残りの1%は血液などの体液、筋肉などの組織に存在します。

カルシウム濃度の低下は、副甲状腺の問題、腎疾患などを引き起こします。

婦甲状腺と甲状腺腫は別の病気ですので、答えは×です。

選択肢3. セレン

×

マグロ、ワカサギ、イワシ、たらこ、タラ、かつお節、ネギに多く含まれる必須微量ミネラルです。

肝臓や腎臓に主に含まれ、甲状腺ホルモンの活性化に必須のミネラルです。

セレンが欠乏する場合に現れる症状には不整脈、心筋症、免疫機能低下など、過剰摂取の症状は神経症状、胃腸障害、成長障害などがあります。

ですが甲状腺腫に影響を大きく与えるものではありません。

選択肢4. ヨウ素

ヨウ素は主に昆布・わかめ・のりなどに含まれています。

ヨウ素は甲状腺ホルモンを合成するのに必要です。

このヨウ素が欠乏すると甲状腺が腫大し、甲状腺機能が低下。甲状腺腫を形成します。

まとめ

甲状腺ホルモンの働きは体の代謝や成長などを調節することです。

成長・発達に必要不可欠であり、大人の脳の働きを維持するのにも大切です。

問題に解答すると、解説が表示されます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
他のページから戻ってきた時、過去問ドットコムはいつでも続きから始めることが出来ます。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。
この調理師 過去問のURLは  です。
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。