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調理師の過去問 令和5年度 食品衛生学 問4

問題

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食中毒の原因となる食品と産生される毒素の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
   1 .
黄変米 ――――― エンテロトキシン
   2 .
ピーナッツ ――― アフラトキシン
   3 .
ふぐ ―――――― シガトキシン
   4 .
おにかます ――― テトロドトキシン
( 調理師試験 令和5年度 食品衛生学 問4 )
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この過去問の解説 (1件)

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正解は「ピーナッツ ― アフラトキシン」の組み合わせです。

 

今回の問題は、自然毒中毒を起こす食品と産生される毒素の組み合わせから出題されています。

 

正しい組み合わせを見てみましょう。

 

黄変米 ―黄変米毒(ペニシリウム)

ピーナッツ ― アフラトキシン

ふぐ ―フグ毒(テトロドキシン)

おにかます ――― シガテラ毒(シガトキシン)

 

 

毒素の名前「アフラトキシン」「テトロドキシン」「シガテラ毒(シガトキシン)」は覚えておきましょう。

選択肢1. 黄変米 ――――― エンテロトキシン

誤りです。黄変米に含まれる毒素は黄変米毒(ペニシリウム属のカビ毒)です。

 

エンテロトキシン黄色ブドウ球菌が産生する毒素です。

選択肢2. ピーナッツ ――― アフラトキシン

正解です。ピーナッツに生えたカビから産生された毒素「アフラトキシン」は強力な発がん性があります。また、肝臓に障害を起こして肝炎や肝がんを引き起こします。

選択肢3. ふぐ ―――――― シガトキシン

誤りです。ふぐに含まれる毒素はテトロドトキシンです。

 

シガトキシンは一部の魚に含まれる自然毒でシガテラ毒ともいいます。オニカマス、バラハタ、イッテンフエダイ、イシガキダイなど、サンゴ礁の近くに生息する魚に含まれます。

 

中毒を起こすと主に神経症状が表れます。

選択肢4. おにかます ――― テトロドトキシン

誤りです。おにかますに含まれる毒素はシガトキシンです。

 

テトロドトキシン(ふぐ毒)は一部のふぐの卵巣、精巣、肝臓、皮などに含まれる自然毒です。中毒を起こすと神経症状が表れます。また、猛毒で死に至ることもあります。

まとめ

食中毒を起こす食品と産生する毒素の組み合わせは時々出題されるので、以下の食品と毒素の組み合わせは覚えておきましょう。

 

ピーナッツ - アフラトキシン

ふぐ - テトロドキシン

おにかます - シガテラ毒(シガトキシン)

黄色ブドウ球菌 - エンテロトキシン

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