調理師 過去問
令和6年度
問19 (栄養学 問3)

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問題

調理師試験 令和6年度 問19(栄養学 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

脂質に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
  • レシチンは、代表的な単純脂質である。
  • 脂質は、糖質と比べて胃内の停滞時間が長い。
  • コレステロールは、体内で合成されるよりも食事から摂取するほうが多い。
  • 胆汁酸は、中性脂肪を原料として合成される。

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この過去問の解説 (2件)

01

脂質が人体に対してどのように、働くかの問題です。脂質との関係、役割を整理することが重要です。

選択肢1. レシチンは、代表的な単純脂質である。

レシチン(ホスファチジルコリン)は、リン脂質(複合脂質)の一種であり、単純脂質ではないです。

選択肢2. 脂質は、糖質と比べて胃内の停滞時間が長い。

脂質は消化に時間がかかるため、胃内に長く留まります。糖質(炭水化物)は比較的早く消化・吸収されます。


 

選択肢3. コレステロールは、体内で合成されるよりも食事から摂取するほうが多い。

コレステロールは、体内(肝臓)で合成される量が食事からの摂取量よりも多いです。

選択肢4. 胆汁酸は、中性脂肪を原料として合成される。

胆汁酸は、コレステロールを原料として肝臓で合成されます。

まとめ

脂質は糖質よりも効率的なエネルギーです。脂質の成分、分類、種類等を整理し理解しておくことが重要です。

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02

正解は、「脂質は、糖質と比べて胃内の停滞時間が長い。」です。

 

各選択肢については、以下のとおりです。

選択肢1. レシチンは、代表的な単純脂質である。

誤りです。

 

レシチンは、代表的なリン脂質です。

選択肢2. 脂質は、糖質と比べて胃内の停滞時間が長い。

正解です。

 

脂質>たんぱく質>糖質 の順に長いです。

選択肢3. コレステロールは、体内で合成されるよりも食事から摂取するほうが多い。

誤りです。

 

コレステロールは、食事から摂取するよりも体内で合成される方が多いです。

選択肢4. 胆汁酸は、中性脂肪を原料として合成される。

誤りです。

 

胆汁酸は、コレステロールを原料として合成されます。

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