調理師 過去問
令和6年度
問20 (栄養学 問4)

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問題

調理師試験 令和6年度 問20(栄養学 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

摂食行動の調節に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
  • 摂食行動を調節する中枢は、間脳の視床下部に存在する。
  • 摂食中枢が刺激されると、食物の摂取を抑制する。
  • 胃壁が伸展すると、食欲は亢進(こうしん)する。
  • 血液中のグルコース濃度が低下すると、満腹中枢が刺激される。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は、「摂食行動を調節する中枢は、間脳の視床下部に存在する。」です。

 

各選択肢については、以下のとおりです。

選択肢1. 摂食行動を調節する中枢は、間脳の視床下部に存在する。

正解です。

選択肢2. 摂食中枢が刺激されると、食物の摂取を抑制する。

誤りです。

 

摂食中枢が刺激されると、食物の摂取を促進します。

選択肢3. 胃壁が伸展すると、食欲は亢進(こうしん)する。

誤りです。

 

胃壁が伸展すると、食欲は抑制します

選択肢4. 血液中のグルコース濃度が低下すると、満腹中枢が刺激される。

誤りです。

 

血液中のグルコース濃度が低下すると、空腹中枢が刺激されます。

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02

摂食行動の調節に関する問題です。食欲について理解する事で回答する事ができます。

選択肢1. 摂食行動を調節する中枢は、間脳の視床下部に存在する。

摂食行動を調節する「摂食中枢」と「満腹中枢」は、間脳の視床下部に存在します。

選択肢2. 摂食中枢が刺激されると、食物の摂取を抑制する。

摂食中枢が刺激されると、むしろ食欲が増進します。

選択肢3. 胃壁が伸展すると、食欲は亢進(こうしん)する。

胃壁が伸展(膨らむ)すると、満腹感を感じて食欲は低下します。

選択肢4. 血液中のグルコース濃度が低下すると、満腹中枢が刺激される。

血糖値が低下すると、満腹中枢ではなく摂食中枢が刺激され、食欲が増します。

まとめ

食欲により食物の摂食行動を起こします。空腹中枢、満腹中枢のメカニズムを理解する事が大切です。

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