調理師 過去問
令和6年度
問50 (調理理論 問10)
問題文
昆布のだしの取り方に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
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問題
調理師試験 令和6年度 問50(調理理論 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
昆布のだしの取り方に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
- 昆布表面に付いている白い粉はカビなので、ふきんでふき取る。
- 水に入れて、沸騰直前に取り出す。
- 沸騰水の中に入れて、長時間加熱する。
- 昆布だしは、水量に対して昆布を10%の割合で使い、だしを取る。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は昆布のだしの取り方に関する正しい記述を選ぶものです。昆布のだしは、低温でじっくり旨味を抽出し、煮立たせずに取り出すのが基本ということを理解する事が大切です。それぞれの問題文を解説します。
昆布の表面についている白い粉は マンニット(旨味成分の一種)やグルタミン酸(アミノ酸)であり、カビではないです。ふきんで拭き取るのは 旨味を落とす原因になるため、乾いた布や軽く湿らせた布で優しく拭く程度が良いです。
昆布のだしを取る基本は、低温でゆっくり旨味を抽出することです。昆布を水に浸して30分〜1時間ほど置き、60〜80℃程度で加熱し、沸騰直前で取り出すのが正しい方法です。
昆布を沸騰したお湯に入れると、えぐみや苦みが出てしまいます。長時間煮出すのではなく、低温でじっくり旨味を引き出し、沸騰直前で取り出すのが基本です。
一般的な昆布だしの割合は 水1Lに対して昆布10g(1%)程度です。
昆布だしの扱い方、調理方法を理解することがとても重要です。出汁の取り方をまとめることが大切です。
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