中小企業診断士の過去問
令和4年度（2022年）
運営管理 問38
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和4年度（2022年） 問38 （訂正依頼・報告はこちら）
近年、商品識別に加えて、「製造年月日」や「品質保持期限日」といった属性情報もバーコードで表示して利用したい、という要求が高まっている。GS1では、これに対応するために、以下のシンボル例のカッコ内に示すGS1アプリケーション識別子（AI）を利用することで、商品識別コード以外の属性情報もバーコード化して伝達することを可能としている。
AIに関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
＊シンボル例は実寸法ではなく、正確なバーコードを示しているわけではない。
＊カッコ内の 0 1 や 1 1 がAIであり、例えば（0 1）は、次の（1 1）の前までの記号列が商品識別コードであることを意味する。
AIに関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
＊シンボル例は実寸法ではなく、正確なバーコードを示しているわけではない。
＊カッコ内の 0 1 や 1 1 がAIであり、例えば（0 1）は、次の（1 1）の前までの記号列が商品識別コードであることを意味する。
- AIで規定されている情報項目では、固定長のデータのみ扱うことが可能である。
- AIで表現できる情報項目では、漢字・かなといった特定の言語に依存するテキストデータでも使用可能である。
- AIはGS1が定めたグローバル標準であるため、国内に限らず、輸出入など海外との取引においてもそのまま利用可能である。
- AIはGS1データマトリックスで利用可能であるが、GS1 QRコードでは利用できない。
- 属性情報のAIの番号は、昇順に設定しなければ認識されない。
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この過去問の解説 （3件）
01
AIはGS1が定めたグローバル標準であるため、国内に限らず、輸出入など海外との取引においてもそのまま利用可能である。が正解の選択肢となります。
固定長のデータ以外にも、可変長のデータを扱うことも可能です。
漢字・かなといった特定の言語に依存するテキストデータは使用できません。
正解の選択肢となります。
GS1データマトリックスは勿論のこと、GS1 QRコードでも利用可能です。
昇順に設定しなければ認識されない、ということはありません。
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02
GS1アプリケーション識別子(AI:Application Identifier)は、商品識別コードやさまざまな属性情報を、異なる企業間・システム間で共通化した方式で伝達するための技術です。
それぞれの選択肢を解説します。
固定長だけではな可変長のデータも取り扱えるため、本選択肢は不正解です。
AIで利用できる文字の種類は、英数字の他に特定の記号のみで漢字・かななどのデータは使用できません。
使用できる文字は、GS1アプリケーション識別子リストの別表Bにまとめられています。
そのため本選択肢は不正解です。
GS1は国際機関であり、そこが定めた世界標準のため海外との取引にもそのまま利用できます。
そのため本選択肢が正解です。
GS1 QRコードでもAIを利用できるため、本選択肢は不正解です。
そのような制限はないため、本選択肢は不正解です。
GS1アプリケーション識別子は、医療用医薬品や食料品のトレーサビリティなどにすでに利用されています。
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03
正解は３です。
AIで規定されている情報項目では、固定長のデータと可変長のデータがあります。
AIで規定されている情報項目では、漢字・かなといった特定の言語に依存するテキストデータは使用できません。
AIはGS1が定めたグローバル標準であるため、国内に限らず、輸出入など海外との取引においてもそのまま利用可能です。
AIはGS1データマトリックスでも、GS1 QRコードでも利用できます。
属性情報のAIの番号は、昇順に設定する必要はありません。
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