中小企業診断士の過去問
令和4年度(2022年)
中小企業経営・中小企業政策 問4
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和4年度(2022年) 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
財務省「法人企業統計調査年報」に基づき、2003年度から2019年度の期間について、製造業、非製造業別に、中小企業の従業員一人当たり付加価値額(労働生産性)の推移を見た場合の記述として、最も適切なものはどれか。
なお、ここでは資本金1億円未満の企業を中小企業とする。
なお、ここでは資本金1億円未満の企業を中小企業とする。
- 製造業は減少傾向、非製造業は増加傾向にある。
- 製造業は増加傾向、非製造業は減少傾向にある。
- 製造業、非製造業とも減少傾向にある。
- 製造業、非製造業とも増加傾向にある。
- 製造業、非製造業とも横ばい傾向にある。
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この過去問の解説 (3件)
01
中小企業白書2021第1部(Ⅰ-134ページ)に記載があります。
問われている期間が2003年度から2019年度であることと、製造業は第2次産業で既に成熟期に入っており、劇的な技術イノベーションは起こりにくいことを考えると、製造業の労働生産性が増加傾向というイメージは持ちにくいと考えられます。したがって、「製造業は増加傾向にある。」とした選択肢は不適切と判断します。
また、製造業は成熟産業ではあるものの、衰退しているとも言えません。衰退しているのであれば、多くの製造業企業が操業を停止し、多数の従業員が失業しているはずです。したがって、「製造業は減少傾向にある。」とした選択肢も不適切と判断します。
以上から、消去法によって「製造業、非製造業とも横ばい傾向にある。」という選択肢が正解となります。
「製造業は減少傾向にある」とは考えにくいため、不適切です。
「製造業は増加傾向にある」とは考えにくいため、不適切です。
「製造業は減少傾向にある」とは考えにくいため、不適切です。
「製造業は増加傾向にある」とは考えにくいため、不適切です。
正解の選択肢となります。
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02
2021年中小企業白書の第1-2-11図に企業規模別従業員一人当たり付加価値額(労働生産性)の推移が図示されています。
中小企業においては、製造業も非製造業も横ばい傾向のままです。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
中小企業とは逆に、大企業では製造業も非製造業も増減を繰り返しています。
また、一貫して中小企業を上回る付加価値額であることも読み取れます。
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03
財務省「法人企業統計調査年報」によると、2003年度から2019年度の期間について、製造業、非製造業別に、中小企業の従業員一人当たり付加価値額(労働生産性)の推移は、大きな落ち込みはないものの、長らく横ばい傾向が続いています。
なお、大企業の労働生産性は、2008年のリーマンショック後に大きく下落しましたが、その後は緩やかな回復基調となっています。
上記説明の通り、製造業、非製造業ともに横ばい傾向にあります。
上記説明の通り、製造業、非製造業ともに横ばい傾向にあります。
上記説明の通り、製造業、非製造業ともに横ばい傾向にあります。
上記説明の通り、製造業、非製造業ともに横ばい傾向にあります。
正解です。
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