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技術士の過去問 令和5年度(2023年) 適性科目 問7

問題

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日本学術会議は、科学者が、社会の信頼と負託を得て、主体的かつ自律的に科学研究を進め、科学の健全な発達を促すため、平成18年10月に、すべての学術分野に共通する基本的な規範である声明「科学者の行動規範について」を決定、公表した。その後、データのねつ造や論文盗用といった研究活動における不正行為の事案が発生したことや、東日本大震災を契機として科学者の責任の問題がクローズアップされたこと、デュアルユース問題について議論が行われたことから、平成25年1月、同声明の改訂が行われた。

次の「科学者の行動規範」に関する( ア )〜( エ )の記述について、正しいものは○、誤っているものは×として適切な組合せはどれか。

(ア)科学者は、研究成果を論文などで公表することで、各自が果たした役割に応じて功績の認知を得るとともに責任を負わなければならない。研究・調査データの記録保存や厳正な取扱いを徹底し、ねつ造、改ざん、盗用などの不正行為を為さず、また加担しない。
(イ)科学者は、社会と科学者コミュニティとのより良い相互理解のために、市民との対話と交流に積極的に参加する。また、社会の様々な課題の解決と福祉の実現を図るために、政策立案・決定者に対して政策形成に有効な科学的助言の提供に努める。その際、科学者の合意に基づく助言を目指し、意見の相違が存在するときは科学者コミュニティ内での多数決により統一見解を決めてから助言を行う。
(ウ)科学者は、公共の福祉に資することを目的として研究活動を行い、客観的で科学的な根拠に基づく公正な助言を行う。その際、科学者の発言が世論及び政策形成に対して与える影響の重大さと責任を自覚し、権威を濫用しない。また、科学的助言の質の確保に最大限努め、同時に科学的知見に係る不確実性及び見解の多様性について明確に説明する。
(エ)科学者は、政策立案・決定者に対して科学的助言を行う際には、科学的知見が政策形成の過程において十分に尊重されるべきものであるが、政策決定の唯一の判断根拠ではないことを認識する。科学者コミュニティの助言とは異なる政策決定が為された場合、必要に応じて政策立案・決定者に社会への説明を要請する。
   1 .
ア:×  イ:○  ウ:○  エ:○
   2 .
ア:○  イ:×  ウ:○  エ:○
   3 .
ア:○  イ:○  ウ:×  エ:○
   4 .
ア:○  イ:○  ウ:○  エ:×
   5 .
ア:○  イ:○  ウ:○  エ:○
( 技術士 第一次試験 令和5年度(2023年) 適性科目 問7 )
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この過去問の解説 (1件)

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技術士も科学者としての立場を理解しておく必要があります。下記にア~エの正誤を記載します。

ア:適正で正しいです。

イ:意見の相違についても助言時に言及すべきであり、不適切です。

ウ:適切です。

エ:適切です。

選択肢2. ア:○  イ:×  ウ:○  エ:○

本選択肢が正解です。

まとめ

科学者としての基礎知識としても重要な問題といえます。

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