調理師の過去問
平成27年度
食品学 問29
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問題
調理師試験 平成27年度 食品学 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
うま味に関する記述で、[ ] に入る語句の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
『食品に含まれるうま味は、こんぶのグルタミン酸、かつお節の [ A ] 、干ししいたけの [ B ] 、貝類のコハク酸が代表的である。』
『食品に含まれるうま味は、こんぶのグルタミン酸、かつお節の [ A ] 、干ししいたけの [ B ] 、貝類のコハク酸が代表的である。』
- イノシン酸 ---- クロロゲン酸
- イノシン酸 ---- グアニル酸
- グアニル酸 ---- テアニン
- テアニン ------ クロロゲン酸
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この過去問の解説 (4件)
01
うま味成分には種類があります。
・イノシン酸ー魚や豚肉に多く含まれるうま味成分です。
・グアニル酸ー干ししいたけだけに含まれるうま味成分です。
・グルタミン酸ー昆布・チーズ・いわしなどに含まれるうま味成分でアミノ酸の1種です。
・テアニンーお茶(新茶や玉露など)に含まれるうま味成分アミノ酸の1種です。
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・クロロゲン酸ーポリフェノールの1種でうま味成分ではありません。コーヒーに多く含まれ糖質の消化吸収を阻害する効果があることから、糖尿病や肥満予防に効果があると言われています。
※グアニル酸は干ししいたけだけのうま味成分なので覚えておくと、この手の問題は答えが導き出しやすいです。
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02
グルタミン酸…昆布・チーズ
アスパラギン酸…野菜類・味噌・醤油
イノシン酸…煮干し・鰹節
グアニル酸…干しシイタケ・きのこ類
アデニル酸…魚介類
クロロゲン酸…コーヒー
テアニン…お茶
コハク酸…貝・清酒
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03
うま味成分には様々な種類があります。
「イノシン酸」…鰹節や魚・肉類などにも含まれています。
「グアニル酸」…干し椎茸などに含まれています。
「グルタミン酸」…昆布、緑茶、チーズなどに含まれています。
「テアニン」…緑茶などに含まれています。
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04
・グルタミン酸
昆布・パルメザンチーズ・緑茶などに含まれるアミノ酸
・イノシン酸
かつお節(A)・煮干し・さばなどに含まれ、イノシン酸ナトリウムはうま味調味料として利用される
・グアニル酸
干しシイタケ(B)などに含まれ、核酸系調味料として利用される
・コハク酸
貝類に含まれる
よって、正解は2のイノシン酸 - グアニル酸 となります。
クロロゲン酸は、コーヒーなどに含まれるポリフェノールの一種です。
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