調理師の過去問
平成28年度
栄養学 問21

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

調理師試験 平成28年度 栄養学 問21 (訂正依頼・報告はこちら)

胃における消化・吸収に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
  • 胃の内容物は、少しずつ結腸に送り出される。
  • 胃では、たんぱく質の消化が行われる。
  • 胃では、アルカリ性の胃液が分泌される。
  • 胃では、ぶどう糖の吸収が行われる。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

(2)が正解です。たんぱく質は胃や十二指腸で消化されます。

(1)× 胃の内容物は次に十二指腸に送られます。
(3)× 胃液は強い酸性です。
(4)× 小腸から吸収されます。

参考になった数97

02

(1)× 口に入ったものは、食道→胃→十二指腸の順に送られていきます。

(2)○ たんぱく質は、胃や十二指腸で分泌されるプロテアーゼという消化酵素によって消化されます。

(3)× 胃液は強い酸性です。

(4)× 糖は小腸で吸収されます。

参考になった数43

03

(1)誤り。歯で噛み砕かれた食べ物は、食道を通り胃に入り、胃の収縮運動で胃液とよく混ざりドロドロの状態になります。そこからゆっくりと十二指腸におくられます。

(2)記述の通り。タンパク質は胃、十二指腸(膵臓)、小腸から分泌されるプロテアーゼ(ペプシン、トリプシン、キモトリプシンなど)という消化酵素によって吸収しやすい形にまで分解されます。

(3)誤り。胃液は強い酸性です。

胃液の主な成分
  ・粘液(胃壁を保護し、消化をスムーズに)
  ・塩酸(強い酸性で外来の細菌を殺す)
  ・ペプシノーゲン(塩酸によりタンパク消化酵素ペプシンになります) 

(4)誤り。小腸でマルターゼ、スクラーゼによりブドウ糖、果糖に分解され、小腸上皮細胞から吸収されます。

参考になった数27