調理師の過去問
平成28年度
栄養学 問24

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問題

調理師試験 平成28年度 栄養学 問24 (訂正依頼・報告はこちら)

「食事バランスガイド」に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
  • 食事の望ましい組み合わせやおおよその量をイラストで示している。
  • 主食の1つ(SV)は、主材料に由来するカロリー数を基準としている。
  • 主菜の1つ(SV)は、主材料に由来する脂質の量を基準としている。
  • 牛乳・乳製品の1つ(SV)は、主材料に由来するたんぱく質の量を基準としている。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は(1)です。

食品バランスガイドとは、「何を」「どれだけ」食べたらよいかが示された、コマの形のイラストです。

望ましい組み合わせや、おおよその量がわかりやすく描かれているのが特徴です。

「どれだけ」食べたらよいかはSV(サービング)という単位が用いられています。


(2)× 主食のSVは、穀類に由来する炭水化物量(約40g)を基準にしています。1日の目安量は5〜7SVです。

(3)× 主菜のSVは、主材料に由来するたんぱく質(約6g)を基準にしています。1日の目安量は3〜5SVです。

(4)× 牛乳・乳製品のSVは、牛乳・乳製品に由来するカルシウム(約100mg)を基準にしています。1日の目安量は2SVです。

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02

(1)記述の通り。「食事バランスガイド」とは1日に、「何を」「どれだけ」食べたらよいかを考える際の参考にするために、食事の望ましい組み合わせと、おおよその量をコマの形を用いてイラストで分かりやすく示したもので、平成17年6月に、厚生労働省と農林水産省が決定しました。

コマに描かれている料理を目安に「1つ」、「2つ」...と、「つ(SV=サービング)」という新しい単位で数えます。これは、「食事バランスガイド」独自の数え方です。

(2)誤り。主食(ご飯、パン、麺類…)の1つ(SV)の基準は、穀類に由来する炭水化物、約40gです。
1つ分 = ご飯小盛り1杯 = おにぎり1個 = 食パン1枚…

カロリーではありません。
 
(3)誤り。主菜(肉、魚、卵、大豆料理…)の1つ(SV)の基準は、主材料に由来するタンパク質、約6gです。
1つ分 = 冷奴1皿 = 納豆1パック = 目玉焼き(卵1個)…
脂質の量ではありません。

(4)誤り。牛乳・乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ…)の1つ(SV)の基準は、牛乳・乳製品に由来するカルシウム、約100㎎です。

1つ分 = 牛乳コップ半分 = チーズ1かけ = ヨーグルト1パック…

タンパク質の量ではありません。   

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03

(1)正解です。

「食事バランスガイド」とは、1日に「なにを」「どれだけ」たべたらよいか「おおよその量の目安」をコマの形で表したイラストです。

上から①主食②副菜③主菜④牛乳・乳製品⑤果物の順に5つのグループが並んでおり、各グループに目安となる料理がイラストで表されています。

単位は「SV=サービング」をもちい、1日にSVをいくつ食事に取り入れればよいかを、各料理の「1個」「一皿」「1人前」のイラストでわかりやすく換算しています。


(2)と(3)は、おおよその量を目安にしているので間違いです。
SV1つ=牛乳100mlとしているので(4)も間違いです。

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