調理師の過去問
平成28年度
調理理論 問41

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問題

調理師試験 平成28年度 調理理論 問41 (訂正依頼・報告はこちら)

食べ物の味に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
  • おいしさには、食感(テクスチャー)や温度は影響しない。
  • 物理的要因は、甘味、酸味、塩味などである。
  • 空腹感、健康状態、食体験は影響しない。
  • 味は、舌の味蕾(みらい)を介して感じる。

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この過去問の解説 (3件)

01

(4)正解です。
舌にある味蕾(みらい)は、味覚を感知する器官です。

(1)× おいしさには、味覚や香りに加え、柔らかさや硬さなどの食感(テクスチャー)も影響します。
(2)× 甘味、塩味などの味覚は「化学的要因」です。
「物理的要因」とは、テクスチャー、見た目、温度、音などのことです。
(3)× 逆です。食べ物の味は空腹感、健康状態、食体験が大きく作用します。

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02

(1)× 食感(テクスチャー)はおいしさの物理的要因の一つ。
適切な歯ごたえ、舌触り、喉越しなど、おいしいと感じるためには欠かせない要素です。

(2)× 甘味や酸味などを感じる「味覚」はおいしさの化学的要因です。

(3)× 空腹感、健康状態、食体験は味に大きな影響を及ぼします。

(4)○ 正解です。味は味蕾という舌にある器官を介して感じられます。

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03

4が正解です。

1.食感(テクスチャー)や温度は影響する為誤りです。
科学的要因以外にも、物理的要因として、かたさ、やわらかさ、粒度感、滑らかさ、のどごし等の食感や、口から食道で感じる温度は影響します。

2.物理的要因ではなく化学的要因の為誤りです。
直接鼻で感じる香り、口に含んで感じる香り等の芳香も化学的要因に含まれます。

3.影響する為誤りです。
健康状態、空腹の度合い、食体験は、生理的要因、心理的要因、環境的要因として味覚に影響があります。

4. 味は、舌の味蕾(みらい)を介して感じる為正解です。
舌の表面には、味を感知する味蕾という器官が7千~1万個あり、1つの味蕾で、甘味、塩味、酸味、苦味、旨味を感じ、感知した味は神経を介して脳に伝えられます。


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