調理師の過去問
平成29年度
公衆衛生学 問8
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問題
調理師試験 平成29年度 公衆衛生学 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
職場における熱中症の予防対策に関する記述について、誤っているものを一つ選びなさい。
- 高温多湿作業場所の近隣に、冷房を備えた休憩場所又は日陰等の涼しい休憩場所を設ける。
- 作業の休止時間や休憩時間を確保し、高温多湿作業場所の作業を連続して行う時間を短縮する。
- 高温多湿作業場所の労働者を作業に従事させる場合には、熱への順化期間を設けることが望ましい。
- 自覚症状が出たら、水分及び塩分の摂取を行う。
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この過去問の解説 (3件)
01
を選択するのが正解です。
「自覚症状が出たら」が誤りです。
熱中症を予防するためには、のどが渇いていなくても、こまめに水分・塩分を摂取することが大切です。
よって(4)は誤っています。
(1) 高温多湿作業場所で作業する場合は、涼しい休憩所を確保する必要があります。
なるべく冷房を備えた休憩所を設置することがのぞましいです。
(2)定期的に休憩を取り、高温多湿作業場所で連続して作業をすることがないようにする必要があります。
(3) 急に高温多湿な環境で長時間作業すると熱中症になりやすいので、1週間くらいかけて短時間ずつ徐々に作業時間をのばし、体を暑さに慣れさせていくことが勧められています。
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02
(1)(2)(3)は、記述に誤りはありません。
(4)の自覚症状が出たら、の部分が誤りです。
熱中症にならないためには、自覚症状が出る前にこまめに水分、塩分を摂ることが大切です。
よって、選ぶべき選択肢は(4)になります。
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03
4.自覚症状が出たらではなく
のどが渇く前からこまめに水分、塩分補給をする為誤りです。
・室内、室外問わず喉の渇きを感じなくても水分、塩分、経口補水液などの補給が必要です。
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