調理師の過去問
平成29年度
調理理論 問42

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問題

調理師試験 平成29年度 調理理論 問42 (訂正依頼・報告はこちら)

削り節( かつお )のだしの取り方に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
  • 沸騰水中に入れて、短時間で取り出す。
  • 水から入れて、沸騰直前に取り出す。
  • 微温湯に入れて、長時間放置する。
  • 水から入れて、沸騰後15分加熱する。

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この過去問の解説 (3件)

01

1 . 沸騰水中に入れて、短時間で取り出す。
が正解です。

一番だしの取り方に関する問題と思われます。

【一番だしの取り方】

1.鍋で水を沸騰させ、火を止めてかつおぶしを入れる。
2.そのまま1~2分おいてから、ふきんなどを敷いたざるでこす。

二番だしは、水に出しがらを入れ、火にかけて沸騰後10分加熱し、削り節を加えて火を止めて作ります。その後、ざるでこして完成です。

(2)× 水ではなく、沸騰した湯に入れます。

(3)× 微温湯に入れることも長時間放置することもありません。

(4) × かつお節を水に入れることも沸騰後に加熱することもありません。

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02

(1)記述の通り。
1番だしのとり方
 ・鍋で水を沸かし、沸騰したら火を止める。

 ・削り節を水1ℓに対して30gの割合で入れ、1~2分おく

 ・キッチンペーパーか布を敷いたザルでこして1分経ったら完成です。
*こした削り節は絞るとえぐみが出てしまいます。

2番だしは1番だしの出し殻を水に入れ火にかけ、沸騰したら弱火にして3~5分に出した後火を止めます。香りが足りないようでしたら、削り節を5g入れ2分したらこして、軽く絞ります。

問題は、1番だしの取り方だと思います。

(2)誤り。記述は昆布だしの取り方です。削り節のだしの取り方ではありません

(3)誤り。微温湯に長時間付けません。

(4)誤り。記述はゆで卵の作り方だと思います。

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03

正解は 1 . 沸騰水中に入れて短時間で取り出す、です。これはかつおの一番だしの取り方です。沸騰した湯に鰹節を入れ1分間加熱し、火からおろし、鰹節が沈んだら上澄みをこします。

また二番出しは、一番だしを取った鰹節に半量の水を加えて沸騰させ、3分程度静かに煮て煮汁をこします。

2 . 水から入れて、沸騰直前に取り出すのは誤りで、昆布のだしの取り方です。あらかじめ30分程度昆布を水につけておき、水から火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出します。

3 . 微温湯に入れて長時間放置するのは誤りです。

4 . 水から入れて沸騰後15分加熱するのは誤りです。これは煮干しだしの取り方です。煮干しは頭とはらわたを取り、半身に割いて水煮30分以上つけておき、火にかけて沸騰後に立たせないように15分ほど煮だします。煮干しが沈んだらこします。

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