調理師の過去問
令和2年度12月実施分
食文化概論 問59

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問題

調理師試験 令和2年度12月実施分 食文化概論 問59 (訂正依頼・報告はこちら)

正月7日に食する七草がゆに入れる「春の七草」として、正しいものを一つ選びなさい。
  • せり・なずな・ごぎょう・よもぎ・つくし・すずな・すずしろ
  • せり・なずな・しゅんぎく・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ
  • かぶ・こまつな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ
  • せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」です。

選択肢1. せり・なずな・ごぎょう・よもぎ・つくし・すずな・すずしろ

よもぎやつくしは七草がゆでは食さないので誤りです。

選択肢2. せり・なずな・しゅんぎく・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ

しゅんぎくは七草がゆでは食さないので誤りです。

選択肢3. かぶ・こまつな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ

かぶやこまつなは七草がゆでは食さないので誤りです。

選択肢4. せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ

正月7日に食する七草がゆに入れる「春の七草」として正しいものは「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」です。

正月7日に食する七草がゆは五節句の1つで春の七草を入れた粥を食べる行事になります。

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02

正解は4です。

春の七草は以下の7つです。

せり(芹)セリ科の多年草。葉にはよい香りがあり、鍋物や和え物に利用されます。

なずな(薺)道ばたや空き地などで多く見られるアブラナ科の1年草

ごきょう(御形)道ばたや空き地に生えているキク科の1年草。昔はよもぎ餅にはごきょうを使っていました。

はこべら(繫縷)ナデシコ科の1年草で、道ばたや公園などに生えています。

ほとけのざ(仏の座)本州、九州、四国および東アジアに自生するキク科の1年草

すずしろ(蘿蔔):大根です。

すずな(菘):かぶです。

1:よもぎ、つくしは春の七草ではありません。

2:しゅんぎくは春の七草ではありません。

3:こまつなは春の七草ではありません。

よって正解は4になります。

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03

春の七草がゆは、五節句のひとつ人日(1月7日)に食べるおかゆです。7種の野菜「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」をおかゆの中に入れて作ります。

 

過去に同じパターンの問題が繰り返し出ているので、七草の種類を覚えてしまいましょう。

 

せり(芹)…せり科の野菜

なずな…野草、別名は「ぺんぺん草」

ごぎょう(御形)…野草、別名は「ははこぐさ」

はこべら…野草、別名は「はこべ」

ほとけのざ(仏座)…野草、別名は「こおにたびらこ」

すずな…かぶの別名

すずしろ…だいこんの別名

 

各選択肢については、以下のとおりです。

選択肢1. せり・なずな・ごぎょう・よもぎ・つくし・すずな・すずしろ

よもぎ・つくしが含まれているので誤りです。それに、よもぎ・つくしは1月には生えていないので入手できません。

選択肢2. せり・なずな・しゅんぎく・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ

しゅんぎくが含まれているので誤りです。

選択肢3. かぶ・こまつな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ

かぶ・こまつなが含まれているので誤りです。ちなみに七草がゆに使われる「すずな」は「かぶ」のことです。

選択肢4. せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ

正解です。せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろの7種を使います。

参考になった数13