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調理師の過去問 令和4年度 食品学 問1

問題

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食品とその主要な色素成分の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
   1 .
すいか ―――――― リコペン
   2 .
なす ――――――― アスタキサンチン
   3 .
牛ばら肉 ――――― アントシアニン
   4 .
さけ(鮭) ―――― ミオグロビン
( 調理師試験 令和4年度 食品学 問1 )
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この過去問の解説 (3件)

40

食品に含まれる色素成分には、以下に挙げる色素があります。

カロテノイド(黄)にんじん、かぼちゃ、赤とうがらしなど

クロロフィル(緑)…緑色の葉野菜など

フラボノイド(白~淡黄色)…淡色野菜、大豆、そばなど

アントシアニン(赤・紫)…なす、黒豆、赤かぶなど

リコペン(リコピン)(赤・オレンジ色)…トマト、すいか

アスタキサンチン(赤)…エビ、カニ、鮭など

リコペンについては、「トマトに含まれる色素」という形で類似問題が出やすいので、ぜひ覚えておきましょう。

選択肢1. すいか ―――――― リコペン

リコペンすいかに含まれる色素成分なので正解です。リコピンともいいます。果物や野菜に含まれるカロテノイド色素の一種で、特にトマトに含まれることで知られています。

選択肢2. なす ――――――― アスタキサンチン

アスタキサンチンカニ、エビ、鮭などに含まれる色素成分です。なすには含まれていないので間違いです。

アスタキサンチンは、脂溶性のカロテノイド色素の一種で、赤い色の甲殻類や魚介類に含まれています。

選択肢3. 牛ばら肉 ――――― アントシアニン

アントシアニンはなす、黒豆、赤かぶなどに含まれる色素成分です。牛ばら肉には含まれていないので間違いです。

アントシアニンは赤・紫色の野菜や果物に含まれる水溶性の色素です。

選択肢4. さけ(鮭) ―――― ミオグロビン

ミオグロビンに含まれる色素たんぱく質です。鮭には含まれていないので間違いです。

ミオグロビンは、生の肉の赤い色のもとになるたんぱく質で、筋肉中に含まれています。鮭に含まれているのは赤い色素のアスタキサンチンです。

まとめ

色素の名前・色・含まれる主な食品の組み合わせは、問題に出やすいので覚えておきましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
17

食品とその主要な色素成分は食品学の「食品の成分」で学ぶ項目です。

食生活を整えるためには、各食品の栄養成分を知っておく必要があり、水分以外にたんぱく質炭水化物脂質ビタミン無機質5大成分が含まれています。

また、それ以外に色素や味、香り酵素の成分も微量に含まれ特殊成分として扱われています。

選択肢1. すいか ―――――― リコペン

リコペンは果物野菜に含まれるカロテノイドの1つです。

リコピンとも呼ばれ、主にトマトに多く含まれており、抗酸化物質として光酸化損傷から細胞を保護する働きがあります。

選択肢2. なす ――――――― アスタキサンチン

アスタキサンチンは赤色の食べ物に含まれるカロテノイドの1つです。

主な食品はトマトやニンジン、サケ、イクラ、エビなどに含まれ強力な抗酸化力を持ち眼精疲労の改善や動脈硬化の予防、疲労回復に効果がある成分です。

選択肢3. 牛ばら肉 ――――― アントシアニン

アントシアニンは強力な抗酸化力を持ち、目や身体の老化防止に働きかけてくれる成分です。

主にブルーベリーぶどうプルーンなどの果物や紫きゃべついも赤たまねぎ赤しそなどの野菜類に含まれている成分になります。

選択肢4. さけ(鮭) ―――― ミオグロビン

ミオグロビンは骨格筋心筋筋肉の中に存在する低分子量のたんぱく質です。

主に酸素の貯蔵体として働きかけるため、水中に長く潜るクジラやアザラシ、イルカなどの

哺乳類に豊富に含まれており、血中の酸素を筋肉組織内に運搬する働きがあります。

まとめ

食品には栄養成分以外に特殊成分として様々な成分が微量に含まれています。これらの特殊成分は人体に欠かすことのできない成分です。食事を整える際、栄養成分と一緒に組み合わせて効率よく体内に吸収されるように心がけましょう。

3

食品の色素成分にはカロテノイド系色素、フラボノイド系色素、クロロフィル色素、ヘム色素などがあります。

選択肢1. すいか ―――――― リコペン

すいかはリコペンの含有量が高く、抗酸化作用が期待されます。クリプトキサンチンとともに、黄色・橙色・赤色を呈する色素であり、天然カロテノイド色素です。

選択肢2. なす ――――――― アスタキサンチン

×

アスタキサンチンとは抗酸化作用を持つカロテノイドです。

最も強い効果を持つとされる色素成分で、天然の赤い色素です。

エビ・カニなどに多く含まれます。

選択肢3. 牛ばら肉 ――――― アントシアニン

×

アントシアニンはフラボノイドの一種で、花や果実などに広く分布する色素成分です。アントシアニン色素は多くの植物が持っている色素であり、ブドウやブルーベリー、赤キャベツや赤じそなどに多く含まれています。

選択肢4. さけ(鮭) ―――― ミオグロビン

×

魚に含まれ酸素を保持する働きを持つ、赤い色素のことを言います。

体内の血色素[ミオグロビン]の含有量によって赤身魚と白身魚に分けられます。

ですが主要成分ではないため答えは×です。

まとめ

リコペン、アスタキサンチンは抗酸化作用のあるカロテノイド、アントシアニンはフラボノイドの一種であり植物色素です。ミオグロビンも色素です。

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