調理師 過去問
令和5年度
問46 (調理理論 問6)
問題文
料理と凝固剤に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
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問題
調理師試験 令和5年度 問46(調理理論 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
料理と凝固剤に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
- 卵豆腐は、寒天を用いる。
- ごま豆腐は、くず粉を用いる。
- ババロアは、寒天を用いる。
- ブラマンジェは、ペクチンを用いる。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「ごま豆腐は、くず粉を用いる。」です。
▼選択肢の正誤については、以下のとおりです。
×卵豆腐は、
寒天を用いる。 →熱凝固(加熱によって卵を凝固させる。)○ごま豆腐は、くず粉を用いる。
×ババロアは、
寒天を用いる。 →ゼラチン×ブラマンジェは、
ペクチンを用いる。 →コーンスターチ(あるいはゼラチン)では、それぞれの選択肢について解説していきます。
誤りです。卵豆腐を作る時には凝固剤を用いません。加熱によって卵豆腐を凝固させます。
卵のたんぱく質は熱凝固する性質があります。
そのため、卵、だし汁、醤油、塩を混ぜた卵液を蒸すことで、卵豆腐を凝固させることができます。
正解です。ごま豆腐は、くず粉を用います。
ごま豆腐は、すりごま、だし汁にくず粉を加え、火にかけながら混ぜ、冷やし固めたものです。
誤りです。ババロアに使う凝固剤はゼラチンです。
ババロアは、牛乳、砂糖、卵、生クリームを混ぜ合わせ、ゼラチンで固めたものです。
ゼラチンはコーヒーゼリー、フルーツゼリーなどの凝固剤に用いられます。
誤りです。ブランマンジェに使う凝固剤はコーンスターチです。
ブランマンジェは、アーモンドミルク(または牛乳)、砂糖、生クリーム、バニラエッセンス、コーンスターチ(またはゼラチン)で作ります。
ペクチンは柑橘類やりんごに含まれる多糖類で、ジャムを作る時のゲル化剤に使われます。
料理と凝固剤の組み合わせについては、同じような問題が繰り返し出題されています。
ごま豆腐とくず粉、ババロアとゼラチンなどの適切な組み合わせを覚えておきましょう。
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02
正解は「ババロアは、寒天を用いる。」です。
不正解です。
卵豆腐を作る時には凝固剤を用いません。
加熱によって卵豆腐を凝固させます。
したがって、上記の選択肢は誤りです。
正解です。
ごま豆腐は、ごまとくず粉が原材料です。
通常、くず粉を凝固剤として使用します。
したがって、上記の選択肢は正しいです。
不正解です。
ババロアは、ミルクやクリーム、卵黄をベースにしたデザートです。
寒天ではなくゼラチンを凝固剤として使用しています。
したがって、上記の選択肢は誤りです。
不正解です。
ブラマンジェは、牛乳やアーモンドミルクをベースにしたデザートであり、一般的にはゼラチンが凝固剤として使用されます。
ペクチンは、果物などに含まれる食物繊維の一種であり、ブラマンジェの凝固剤としては使用されません。
したがって、上記の選択肢か誤りです。
料理の特徴や材料の組み合わせを考慮し、一般的な凝固剤との一致を見極めるとスムーズに解けます。
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03
料理に使われる凝固剤には、寒天、ゼラチン、くず粉、ペクチンなどさまざまな種類があり、それぞれの料理の特徴に合わせて選ばれます。これにより、料理の食感や仕上がりが決まります。
これは誤りです。卵豆腐は、主に卵のたんぱく質が熱によって固まる性質を利用して作られます。卵豆腐には寒天は使われません。卵の自然な凝固作用で、滑らかな食感が特徴となります。
正しいです。 ごま豆腐は、くず粉(葛粉)を使って作られる料理です。ごまの香ばしさとくず粉の滑らかさが組み合わさり、独特の食感を生み出します。くず粉が主な凝固剤として使われるのがポイントです。
これは誤りです。ババロアには、ゼラチンが凝固剤として使われます。ゼラチンを使うことで、柔らかくてなめらかな食感が特徴のデザートになります。寒天ではなくゼラチンが正しい凝固剤です。
これは誤りです。ブラマンジェは、ゼラチンを使って作るデザートです。ペクチンは主にジャムやゼリーの凝固剤として使われますが、ブラマンジェでは使用しません。ゼラチンで滑らかな食感が得られます。
ごま豆腐は、くず粉を凝固剤として使用し、独特の滑らかで弾力のある食感を実現します。料理ごとに適切な凝固剤を使うことで、風味や食感を最大限に引き出すことができ、調理の精度が高まります。
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