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問1
問2
問3
問4
問5
問6
問7
問8
問9
問10
問11
問12
問13
問14
問15
問16
問17
問18
問19
問20
問21
問22
問23
問24
問25
問26
問27
問28
問29
問30
問31
次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事例〕
Aさん(23歳、男性)は、幼いころから友達ができず、大学時代も人に合わせるのがとても苦手で、友達との会話では何を話してよいのか、相手が何を求めているかも分からず、次第に話の輪に入れなくなっていった。
Aさんは、大学を卒業し広告会社に就職したが、職場でのコミュニケーションが上手くいかず、「自分はダメな人間だ」と自分を低く評価して、気分が落ち込んだ状態が続くようになった。しかし、自分ではどうすれぱよいのか分からず、また誰にも相談せず1人で悩んでいた。このような様子を見てAさんのことを心配したB上司は、会社が契約しているプログラムを利用することを考えた。
B上司の勧めによりプログラムのカウンセリングを利用する中で、Aさんは、自分が発達障害かもしれないと思うようになった。その後、精神科医の診察の結果、アスペルガー症候群という診断を受け障害に関する詳しい説明を聞いて、それまで訳が分からず苦しんでいたことの原因が、障害によるものであると分かりほっとした。そして、プログラムを提供している事業所のC精神保健福祉士に相談するうちに、自分自身が対処する方法を身につけたいと考えるようになった。

次の記述のうち、Aさんに対するC精神保健福祉士の対応として、適切なものを1つ選びなさい。
問32
次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事例〕
Aさん(23歳、男性)は、幼いころから友達ができず、大学時代も人に合わせるのがとても苦手で、友達との会話では何を話してよいのか、相手が何を求めているかも分からず、次第に話の輪に入れなくなっていった。
Aさんは、大学を卒業し広告会社に就職したが、職場でのコミュニケーションが上手くいかず、「自分はダメな人間だ」と自分を低く評価して、気分が落ち込んだ状態が続くようになった。しかし、自分ではどうすれぱよいのか分からず、また誰にも相談せず1人で悩んでいた。このような様子を見てAさんのことを心配したB上司は、会社が契約しているプログラムを利用することを考えた。
B上司の勧めによりプログラムのカウンセリングを利用する中で、Aさんは、自分が発達障害かもしれないと思うようになった。その後、精神科医の診察の結果、アスペルガー症候群という診断を受け障害に関する詳しい説明を聞いて、それまで訳が分からず苦しんでいたことの原因が、障害によるものであると分かりほっとした。そして、プログラムを提供している事業所のC精神保健福祉士に相談するうちに、自分自身が対処する方法を身につけたいと考えるようになった。
相談を受けたC精神保健福祉士は、Aさんが取り組むプログラムに関する相談に乗るだけでなく、他の専門職や機関との支援体制を作るために連携を行った。さらに、Aさんの今後を考え、専門職がかかわるだけではなく、 B上司や同僚が職場でできるサポートをAさんに提案して実施することとした。
その後、 C精神保健福祉士の支援を受けたAさんは、少しずつではあるが職場で同僚とも世間話ができるようになった。その結果、仕事を辞めることなく継続して働くことができている。

次のうち、そのサポートとして、適切なものを1つ選びなさい。
問33
次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事例〕
Dさん(68歳、男性)は、30歳でうつ病を発病、入院し、それまで勤めていた会社を退職せざるを得なかった。何度か再発しながらもデイケアで知り合った妻と40歳で結婚し、その翌年に妻の兄が経営するコンビニのパート従業員として働き始め、今は病状も落ち着いている。かつて入院していたU病院に2週間に1回の通院を欠かすことなく、毎月の元ディケア利用者の会合(以下「OB会」という。)にも顔を出して、他のメンバーの相談に乗ることも多い。 OB会では、 E精神保健福祉士がDさんへの対応を主に担っている。
ある日、 Dさんの妻からE精神保健福祉士に電話があり、最近、接客でうっかりミスが目立つようになって心配だという。詳しく話を聞くと、半年くらい前から物忘れをするようになり、年相応のことと考えてあまり気にしていなかったという。 E精神保健福祉士は、先月のOB会でDさんと他のメンバーとの間で「言った、言わない」の行き違いがあった際に、 Dさんと面談したところ、本人も物忘れを気にしていたことを思い出した。主治医の診察により、 Dさんは軽度認知障害の疑いがあると指摘された。それを受けて、次の通院日にE精神保健福祉士は、 Dさんと妻と今後のことについての話合いの場を持った。

次の記述のうち、この話合いでE精神保健福祉士が行った対応として、適切なものを1つ選びなさい。
問34
次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事例〕
Dさん(68歳、男性)は、30歳でうつ病を発病、入院し、それまで勤めていた会社を退職せざるを得なかった。何度か再発しながらもデイケアで知り合った妻と40歳で結婚し、その翌年に妻の兄が経営するコンビニのパート従業員として働き始め、今は病状も落ち着いている。かつて入院していたU病院に2週間に1回の通院を欠かすことなく、毎月の元ディケア利用者の会合(以下「OB会」という。)にも顔を出して、他のメンバーの相談に乗ることも多い。 OB会では、 E精神保健福祉士がDさんへの対応を主に担っている。
ある日、 Dさんの妻からE精神保健福祉士に電話があり、最近、接客でうっかりミスが目立つようになって心配だという。詳しく話を聞くと、半年くらい前から物忘れをするようになり、年相応のことと考えてあまり気にしていなかったという。 E精神保健福祉士は、先月のOB会でDさんと他のメンバーとの間で「言った、言わない」の行き違いがあった際に、 Dさんと面談したところ、本人も物忘れを気にしていたことを思い出した。主治医の診察により、 Dさんは軽度認知障害の疑いがあると指摘された。それを受けて、次の通院日にE精神保健福祉士は、 Dさんと妻と今後のことについての話合いの場を持った。
Dさんは、引き続きOB会に参加し、これからもパート従業員として働きたいが、そのことを周囲に理解してもらう自信はないと述べた。 E精神保健福祉士は、 Dさんの希望にそいながら日常生活の維持を図るために、日頃から連携の取れている地域包括支援センターなどの関係する専門職間で情報交換を行った。

次のうち、この専門職間のネットワークをピンカス(pincus、 A.)とミナハン(Minahan、 A.)がいう「4つのシステム」として位置づけた場合、適切なものを1つ選びなさい。
問35
次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事例〕
Dさん(68歳、男性)は、30歳でうつ病を発病、入院し、それまで勤めていた会社を退職せざるを得なかった。何度か再発しながらもデイケアで知り合った妻と40歳で結婚し、その翌年に妻の兄が経営するコンビニのパート従業員として働き始め、今は病状も落ち着いている。かつて入院していたU病院に2週間に1回の通院を欠かすことなく、毎月の元ディケア利用者の会合(以下「OB会」という。)にも顔を出して、他のメンバーの相談に乗ることも多い。 OB会では、 E精神保健福祉士がDさんへの対応を主に担っている。
ある日、 Dさんの妻からE精神保健福祉士に電話があり、最近、接客でうっかりミスが目立つようになって心配だという。詳しく話を聞くと、半年くらい前から物忘れをするようになり、年相応のことと考えてあまり気にしていなかったという。 E精神保健福祉士は、先月のOB会でDさんと他のメンバーとの間で「言った、言わない」の行き違いがあった際に、 Dさんと面談したところ、本人も物忘れを気にしていたことを思い出した。主治医の診察により、 Dさんは軽度認知障害の疑いがあると指摘された。それを受けて、次の通院日にE精神保健福祉士は、 Dさんと妻と今後のことについての話合いの場を持った。
Dさんは、引き続きOB会に参加し、これからもパート従業員として働きたいが、そのことを周囲に理解してもらう自信はないと述べた。 E精神保健福祉士は、 Dさんの希望にそいながら日常生活の維持を図るために、日頃から連携の取れている地域包括支援センターなどの関係する専門職間で情報交換を行った。
その結果を受けて、 Dさんや他の利用者の双方が安心して過ごせるようにOB会プログラムに配慮を行うことになった。また妻の兄に提案し、コンビニにおいてDさんが仕事を継続できるように取り組んだ。
E精神保健福祉士の働きかけもあって、 Dさんの状態も安定しているが、継続的に家庭、 OB会やコンビニでのDさんの様子を確認することになっている。

次のうち、 E精神保健福祉士の取組として、適切なものを1つ選びなさい。
問36
問37
問38
問39
問40
問41
問42
問43
問44
問45
問46
問47
問48
問49
問50
次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事例〕
Kさん(23歳、男性)は、この 5年間、コンビニに買い物に行く程度で、「仕事はするよ」と口にはしているが、自室でテレビを見たりパソコンゲームをしたりする生活をしていた。ひきこもるようになったのは、高校時代に仲の良かった友人とのトラブルがあり、それ以降登校しなくなってからである。 Kさんは小学生のころ両親が離婚し、現在は母親と3歳年上の兄との3人暮らしである。母親とは日常会話はしているが、ひきこもるようになったきっかけや将来のことなどについて話すことはなかった。
母親は何とかしなければど悩んでいたが、県の精神保健福祉センター(以下「センター」という。)で、ひきこもっている当事者や家族への個別相談、家族のセルフヘルプグループ、当事者を対象としたグループワークなどの支援が実施されていることを知り、そのことをKさんに話した。 Kさんがその話に少し関心を示したように思えたため、母親はセンターに相談に行き、 L精神保健福祉相談員が面接を担当した。
その後、母親はL精神保健福祉相談員との面接を継続し、センターで月1回開催されている「ひきこもり家族の会」というセルフヘルプグループに参加するようになった。
このグループに参加するようになってからの母親は、表情も明るくなりKさんと今後のことについても少しではあるが、話すことができるようになってきて、 Kさんへの直接支援をしてほしいと依頼した。

次の記述のうち、母親からの依頼に際して、 L精神保健福祉相談員が行う対応として、適切なものを2つ選びなさい。
問51
次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事例〕
Kさん(23歳、男性)は、この 5年間、コンビニに買い物に行く程度で、「仕事はするよ」と口にはしているが、自室でテレビを見たりパソコンゲームをしたりする生活をしていた。ひきこもるようになったのは、高校時代に仲の良かった友人とのトラブルがあり、それ以降登校しなくなってからである。 Kさんは小学生のころ両親が離婚し、現在は母親と3歳年上の兄との3人暮らしである。母親とは日常会話はしているが、ひきこもるようになったきっかけや将来のことなどについて話すことはなかった。
母親は何とかしなければど悩んでいたが、県の精神保健福祉センター(以下「センター」という。)で、ひきこもっている当事者や家族への個別相談、家族のセルフヘルプグループ、当事者を対象としたグループワークなどの支援が実施されていることを知り、そのことをKさんに話した。 Kさんがその話に少し関心を示したように思えたため、母親はセンターに相談に行き、 L精神保健福祉相談員が面接を担当した。
その後、母親はL精神保健福祉相談員との面接を継続し、センターで月1回開催されている「ひきこもり家族の会」というセルフヘルプグループに参加するようになった。
このグループに参加するようになってからの母親は、表情も明るくなりKさんと今後のことについても少しではあるが、話すことができるようになってきて、 Kさんへの直接支援をしてほしいと依頼した。
ところが、数日後に母親から電話があり、「理由は分からないが、 Kは私との会話も少なくなり自室にこもりがちになってしまった。センターのことを話すと、自分で仕事を探すから放っておいてくれ、と話に乗ってこない」とのことだった。 Kさんがセンターに通うようになることを期待していた母親は、落胆して「どうしてよいか分からない」とため息をついた。そのため、母親も参加してケア会議を開き、状況把握と今後の支援の方針を確認した。

次の記述のうち、ケア会議で検討された支援の方針として、適切なものを1つ選びなさい。
問52
問53
次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事例〕
Mさん(47歳、男性)は、統合失調症で精神科病院に約7年入院していた。 Mさんの家族は76歳になる母親だけである。アパートの収入もありなんとか暮らしてきた。
Mさんは、軽度の精神症状が残存していたものの、5年前から任意入院となり、社会生活技能訓練(SST)などにも参加していた。精神科病院の精神保健福祉士がMさんの母に退院後の同居について何度か打診したが、入院前に暴力を振るわれたことなどを理由に同意が得られずにいた。このようなとき、 Mさんは精神科病院の精神保健福祉士から精神障害者の地域移行支援事業があることを聞き、利用を希望した。そこで、V相談支援事業所からN精神保健福祉士が、地域移行推進員として精神科病院に訪問に行くことになった。 N精神保健福祉士は自己紹介と自分の役割を説明した後、 Mさんの緊張をほぐすように配慮しつつ、まず必ず聞いておくべきことを中心にMさんから話を聞いた。
この訪問の後、 N精神保健福祉士は2週間に一度Mさんを訪問することとなった。
3回目の訪問の際、 N精神保健福祉士はMさんから「母に会って自宅への退院を許してくれるよう頼んでほしい」と言われた。この時点でN精神保健福祉士はMさんの母親とは面識がなかった。 N精神保健福祉士は、 Mさんから必要と思われる情報を得た後、 Mさんの依頼に対する自分の考えを述べた。

次の記述のうち、 N精神保健福祉士がMさんに話したこととして、適切なものを1つ選びなさい。
問54
次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事例〕
Mさん(47歳、男性)は、統合失調症で精神科病院に約7年入院していた。 Mさんの家族は76歳になる母親だけである。アパートの収入もありなんとか暮らしてきた。
Mさんは、軽度の精神症状が残存していたものの、5年前から任意入院となり、社会生活技能訓練(SST)などにも参加していた。精神科病院の精神保健福祉士がMさんの母に退院後の同居について何度か打診したが、入院前に暴力を振るわれたことなどを理由に同意が得られずにいた。このようなとき、 Mさんは精神科病院の精神保健福祉士から精神障害者の地域移行支援事業があることを聞き、利用を希望した。そこで、V相談支援事業所からN精神保健福祉士が、地域移行推進員として精神科病院に訪問に行くことになった。 N精神保健福祉士は自己紹介と自分の役割を説明した後、 Mさんの緊張をほぐすように配慮しつつ、まず必ず聞いておくべきことを中心にMさんから話を聞いた。
この訪問の後、 N精神保健福祉士は2週間に一度Mさんを訪問することとなった。
3回目の訪問の際、 N精神保健福祉士はMさんから「母に会って自宅への退院を許してくれるよう頼んでほしい」と言われた。この時点でN精神保健福祉士はMさんの母親とは面識がなかった。 N精神保健福祉士は、 Mさんから必要と思われる情報を得た後、 Mさんの依頼に対する自分の考えを述べた。
6回目の訪問のとき、 Mさんは「退院後、一人暮らしは不安だ。障害年金だけでは生活できそうもないし、すぐ仕事に就く自信もない」と話した。この発言を受けてN精神保健福祉士はMさんに、退院後の生活のプランを具体的に進めるための提案をした。
その提案を受け入れたMさんは、その後も、 N精神保健福祉士ら支援者と相談しながら、退院後の生活上の課題や不安をーつずつ解決していき、支援開始後、約半年で退院した。 Mさんは現在、「母親ともいい関係に戻れた。 N精神保健福祉士の支援なしに今の自分の生活は考えられない」と話している。

次の記述のうち、 N精神保健福祉士がMさんに提案した内容として、適切なものを1つ選びなさい。
問55
問56
次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事例〕
地域活動支援センター 1型のWセンターは、人口13万人の地方都市の商店街の一角にある。 2年前の開設に際しては、商店街の人たちから施設設立に反対する意見があがり、市や市議会議員らの尽力で何とか開設にこぎつけたという経緯がある。同じ商店街には、 Wセンターが運営しているX喫茶店があるが、地域住民の利用はほとんどない。 WセンターのA精神保健福祉士は、 X喫茶店やWセンターの活動をもっと地域に根づいたものにしたいと考え、この地区を担当する民生委員のBさんと話し合い、まずは住民の二ーズを把握してみようということになった。そこでA精神保健福祉士は、様々な立場の地域住民に一堂に集まってもらい意見を聞く機会をもつことにし、利用者やBさんの協力を得ながら準備を重ねた。当日は、 A精神保健福祉士がファシリテーターの役割を担い、参加者に互いの考えを尊重し合いながら、自分の暮らす町についての意見を自由に出し合ってもらった。
参加した地域住民からは、交流の機会となっていた商店街の祭りが数年前から開催されなくなったことや、住民同士が知り合い、つながる場が少なく残念だという意見が多く出された。そして最後には、地域の子どもや大人が一緒に楽しめ、障害者との交流の機会にもなるようなイベントを開催したいという意見でまとまった。そのとき、参加者の1人から、 X喫茶店を会場にした絵画教室の開催と、その作品を商店街に展示するまちかどギャラリーの提案があり、参加者から賛同の声があがった。そこでA精神保健福祉士は、参加者を中心に実行委員会を組織化した。数回の話合いと準備を重ね、約3か月後に絵画教室と商店街でのギャラリーが開催されたが、多くの人が商店街に足を運び盛況だった。このイベントは、その後も継続し定期的に開催され、地域住民同士や、住民と障害者との自然な交流が生まれる場となった。

次のうち、この活動においてA精神保健福祉士が果たした機能として、適切なものを1つ選びなさい。
問57
次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事例〕
地域活動支援センター 1型のWセンターは、人口13万人の地方都市の商店街の一角にある。 2年前の開設に際しては、商店街の人たちから施設設立に反対する意見があがり、市や市議会議員らの尽力で何とか開設にこぎつけたという経緯がある。同じ商店街には、 Wセンターが運営しているX喫茶店があるが、地域住民の利用はほとんどない。 WセンターのA精神保健福祉士は、 X喫茶店やWセンターの活動をもっと地域に根づいたものにしたいと考え、この地区を担当する民生委員のBさんと話し合い、まずは住民の二ーズを把握してみようということになった。そこでA精神保健福祉士は、様々な立場の地域住民に一堂に集まってもらい意見を聞く機会をもつことにし、利用者やBさんの協力を得ながら準備を重ねた。当日は、 A精神保健福祉士がファシリテーターの役割を担い、参加者に互いの考えを尊重し合いながら、自分の暮らす町についての意見を自由に出し合ってもらった。
参加した地域住民からは、交流の機会となっていた商店街の祭りが数年前から開催されなくなったことや、住民同士が知り合い、つながる場が少なく残念だという意見が多く出された。そして最後には、地域の子どもや大人が一緒に楽しめ、障害者との交流の機会にもなるようなイベントを開催したいという意見でまとまった。そのとき、参加者の1人から、 X喫茶店を会場にした絵画教室の開催と、その作品を商店街に展示するまちかどギャラリーの提案があり、参加者から賛同の声があがった。そこでA精神保健福祉士は、参加者を中心に実行委員会を組織化した。数回の話合いと準備を重ね、約3か月後に絵画教室と商店街でのギャラリーが開催されたが、多くの人が商店街に足を運び盛況だった。このイベントは、その後も継続し定期的に開催され、地域住民同士や、住民と障害者との自然な交流が生まれる場となった。
この地域では、絵画教室とまちかどギャラリーが継続的に開催されるにしたがって、住民同士の付き合いや交流の機会が増えていった。そして、徐々に住民同士の信頼感や結束力が高まり、様々な活動が生まれた。

次のうち、この活動を通して地域に形成されたものとして、適切なものを1つ選びなさい。
問58
次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事例〕
Cさん(23歳、女性)は、高校3年生の春ごろから、「周りから悪口をいわれる」「死にたい気分になる」と話すようになり、精神科初診時に統合失調症と診断された。卒業後は予備校へ通学したが、幻聴が強く、自殺企図があり、3か月間入院した。入院を契機に予備校を退学し、退院後は自宅学習を続けながら、メロン・梨・トマトなどを栽培する実家の農業を手伝っていた。両親、祖母と同居し、きょうだいはいない。
集中力の低下、幻聴体験が継続し、 Cさんは大学進学を断念。20歳の春からは実家の農業でトマト栽培を担当し、給料をもらうようになった。月2回の外来受診を継続し、ときに幻聴体験、対人緊張が高まる場面でのめまいや動悸、自傷行為があるものの、入院するまでには至らなかった。家事を母親と分担し、仕事の合間には、中国語講座に参加したり、好きなミュージカルの公演やコンサートを楽しんでいた。
21歳のとき、 Cさんは「毎年主治医が変わっている。いろいろゆっくり話ができる相手がほしい」と希望し、主治医からD精神保健福祉士に継続面接の依頼があった。
初回面接で、 Cさんは「時々、ふっと死にたくなるときがある」「農業には自信ができてきた」「家族に心配かけたくない、病気のこともいろいろ話せない」「同級生に会うと、やはり進学したかったと思う」「人と一緒の場は緊張して疲れる」「仕事や生活も、このままでいいのかと考えてしまう」と語った。

次の記述のうち、この時点で、 D精神保健福祉士が行うCさんへの支援として、適切なものを1つ選びなさい。
問59
次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事例〕
Cさん(23歳、女性)は、高校3年生の春ごろから、「周りから悪口をいわれる」「死にたい気分になる」と話すようになり、精神科初診時に統合失調症と診断された。卒業後は予備校へ通学したが、幻聴が強く、自殺企図があり、3か月間入院した。入院を契機に予備校を退学し、退院後は自宅学習を続けながら、メロン・梨・トマトなどを栽培する実家の農業を手伝っていた。両親、祖母と同居し、きょうだいはいない。
集中力の低下、幻聴体験が継続し、 Cさんは大学進学を断念。20歳の春からは実家の農業でトマト栽培を担当し、給料をもらうようになった。月2回の外来受診を継続し、ときに幻聴体験、対人緊張が高まる場面でのめまいや動悸、自傷行為があるものの、入院するまでには至らなかった。家事を母親と分担し、仕事の合間には、中国語講座に参加したり、好きなミュージカルの公演やコンサートを楽しんでいた。
21歳のとき、 Cさんは「毎年主治医が変わっている。いろいろゆっくり話ができる相手がほしい」と希望し、主治医からD精神保健福祉士に継続面接の依頼があった。
初回面接で、 Cさんは「時々、ふっと死にたくなるときがある」「農業には自信ができてきた」「家族に心配かけたくない、病気のこともいろいろ話せない」「同級生に会うと、やはり進学したかったと思う」「人と一緒の場は緊張して疲れる」「仕事や生活も、このままでいいのかと考えてしまう」と語った。
半年後、 Cさんは、町内会の行事に母親の代理で参加することになり、幻聴体験、希死念慮が強まり、2か月間入院した。自宅への退院に際し、「人付き合いが心配。でも、気楽に話ができる場があるといい」というCさんに、 D精神保健福祉士はデイケアでのグループ活動へ参加することを提案した。

次のうち、 D精神保健福祉士がこの活動を勧めた目的として、適切なものを2つ選びなさい。
問60
次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事例〕
Cさん(23歳、女性)は、高校3年生の春ごろから、「周りから悪口をいわれる」「死にたい気分になる」と話すようになり、精神科初診時に統合失調症と診断された。卒業後は予備校へ通学したが、幻聴が強く、自殺企図があり、3か月間入院した。入院を契機に予備校を退学し、退院後は自宅学習を続けながら、メロン・梨・トマトなどを栽培する実家の農業を手伝っていた。両親、祖母と同居し、きょうだいはいない。
集中力の低下、幻聴体験が継続し、 Cさんは大学進学を断念。20歳の春からは実家の農業でトマト栽培を担当し、給料をもらうようになった。月2回の外来受診を継続し、ときに幻聴体験、対人緊張が高まる場面でのめまいや動悸、自傷行為があるものの、入院するまでには至らなかった。家事を母親と分担し、仕事の合間には、中国語講座に参加したり、好きなミュージカルの公演やコンサートを楽しんでいた。
21歳のとき、 Cさんは「毎年主治医が変わっている。いろいろゆっくり話ができる相手がほしい」と希望し、主治医からD精神保健福祉士に継続面接の依頼があった。
初回面接で、 Cさんは「時々、ふっと死にたくなるときがある」「農業には自信ができてきた」「家族に心配かけたくない、病気のこともいろいろ話せない」「同級生に会うと、やはり進学したかったと思う」「人と一緒の場は緊張して疲れる」「仕事や生活も、このままでいいのかと考えてしまう」と語った。
半年後、 Cさんは、町内会の行事に母親の代理で参加することになり、幻聴体験、希死念慮が強まり、2か月間入院した。自宅への退院に際し、「人付き合いが心配。でも、気楽に話ができる場があるといい」というCさんに、 D精神保健福祉士はデイケアでのグループ活動へ参加することを提案した。
その後1年が経過し、 Cさんの病状はずっと安定している。面接の中で「トマト栽培は出荷を任されるようになった。育てることが面白くなってきた」「中断していた中国語講座に行き始めた」「また悪くなるかもという不安はあるけど、デイケアの時間を他のことに使って、自分のできることを広げてみたい」と話した。

次の記述のうち、この時点で、 D精神保健福祉士が行うCさんへの支援として、適切なものを1つ選びなさい。
問61
問62
問63
問64
問65
問66
問67
問68
問69
問70
問71
次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事 例〕
市役所の保健福祉課総合相談窓口のG精神保健福祉士のもとに、H民生委員から相談が入った。相談は、担当地域に暮らすJさん (66歳、男性) とその妻Kさん (65歳、女性) のことであった。ここ数か月Kさんの姿を見かけなくなり、そのことをJさんに尋ねても、「実家に帰っている」としか答えてもらえない。しかし、近所の人たちからは、Kさんの叫び声やJさんの激しく叱責する声が聞こえるとの話であった。虐待のおそれがあるものの、どう対処してよいのか分からず相談に来たというのである。
G精神保健福祉士は、H民生委員の話から虐待のおそれのある事案としてとらえ、JさんKさん夫婦への接触を試みることとした。
翌日、G精神保健福祉士とH民生委員がJさん宅を訪問したところ、Jさんは「どうして来たのか」といった感じで話したがらなかったが、少しずつ語りだした。Jさんの話によると、Kさんは家事と翻訳の仕事をしながら自宅で過ごしていたが、2年余り前から、Kさんが何度も同じことを言うなど様子がおかしくなってきた。そして、家事を満足にできなくなってきたため、総合病院を受診した。その結果、Kさんは若年性アルツハイマー型認知症と診断されたという。しかし、JさんもKさんもその診断結果を受け入れられず、以来、受診はやめたとのことであった。

次のうち、この時点でG精神保健福祉士が、JさんKさん夫婦を結びつける機関として、最も適切なものを1つ選びなさい。
問72
次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事 例〕
市役所の保健福祉課総合相談窓口のG精神保健福祉士のもとに、H民生委員から相談が入った。相談は、担当地域に暮らすJさん (66歳、男性) とその妻Kさん (65歳、女性) のことであった。ここ数か月Kさんの姿を見かけなくなり、そのことをJさんに尋ねても、「実家に帰っている」としか答えてもらえない。しかし、近所の人たちからは、Kさんの叫び声やJさんの激しく叱責する声が聞こえるとの話であった。虐待のおそれがあるものの、どう対処してよいのか分からず相談に来たというのである。
G精神保健福祉士は、H民生委員の話から虐待のおそれのある事案としてとらえ、JさんKさん夫婦への接触を試みることとした。
翌日、G精神保健福祉士とH民生委員がJさん宅を訪問したところ、Jさんは「どうして来たのか」といった感じで話したがらなかったが、少しずつ語りだした。Jさんの話によると、Kさんは家事と翻訳の仕事をしながら自宅で過ごしていたが、2年余り前から、Kさんが何度も同じことを言うなど様子がおかしくなってきた。そして、家事を満足にできなくなってきたため、総合病院を受診した。その結果、Kさんは若年性アルツハイマー型認知症と診断されたという。しかし、JさんもKさんもその診断結果を受け入れられず、以来、受診はやめたとのことであった。
JさんKさん夫婦は、一戸建て住宅に住み年金暮らしである。近くに親戚はおらず、一人息子(32歳)は結婚して現在県外で暮らしているため、ほとんど行き来がない。Kさんは、認知症の症状が進んでいるようだが、玄関先から見えた自宅の中は、かなり散らかっていた。Kさんに面会したところ、奥の部屋で横になった状態で髪の毛はボサボサで何日も入浴していなし、様子で、痩せこけており、H民生委員は以前の様子との違いに驚いていた。この後、G精神保健福祉士は必要な対応を行った。

次の記述のうち、G精神保健福祉士の行った対応として、適切なものを1つ選びなさい。
問73
問74
問75
問76
問77
問78
問79
次の事例を読んで、問題 78から問題 80までについて答えなさい。
〔事 例〕
人口5万人のR市の障害福祉課に勤務するN精神保健福祉士は、民生委員から、Aさん(35歳、男性)の訪問に同行してもらえないかとの依頼を受けた。理由を尋ねると近くのアパートの家主から、「設備点検でAさんの部屋を訪ねたところ、真っ暗な部屋にいたので心配になった」と相談された。すぐにAさんを訪問して困りごとを尋ねたが、「眠れない」と言った後は沈黙が続いた。最後にN精神保健福祉士のことを話すと「会ってもいい」と言っていたとのことであった。
翌日、民生委員と同行訪問したところ、Aさんは次のように話した。「家族はもういない。19歳のときに統合失調症の診断を受けて以来、片道約2時間のY病院に通院している。障害年金と親が残した預金でやりくりしてきたが、残額が3万円になり、電気代の支払いも滞っている。とても不安だ。交通費がかかるので、次の受診をどうしようか迷っている」。
このことがきっかけとなって、Aさんは時々、N精神保健福祉士に電話をかけてくるようになった。数か月後、Aさんから「近所が騒がしくて困る」と電話があり訪問したところ、大変な暑さの中、耳を覆う形のヘッドフォンを装着していた。しかし、音楽プレーヤー等には接続しておらず、それを問うと「他の部屋がうるさいんですよ。でも言いに行くとけんかになるからね。これするとましなんです」とヘッドフォンを指した。じっくりとAさんの話を聞くと、1週間ほど、ほとんど睡眠がとれておらず、「前に一度入院したことがあるY病院に入院したい」と言った。そして部屋は静かであるのに、「ほら、あれです。やかましいでしよ」と何度も言った。

次の記述のうち、Aさんが入院することになった場合、その入院に関する説明として、正しいものを1つ選びなさい。
問80
次の事例を読んで、問題 78から問題 80までについて答えなさい。
〔事 例〕
人口5万人のR市の障害福祉課に勤務するN精神保健福祉士は、民生委員から、Aさん(35歳、男性)の訪問に同行してもらえないかとの依頼を受けた。理由を尋ねると近くのアパートの家主から、「設備点検でAさんの部屋を訪ねたところ、真っ暗な部屋にいたので心配になった」と相談された。すぐにAさんを訪問して困りごとを尋ねたが、「眠れない」と言った後は沈黙が続いた。最後にN精神保健福祉士のことを話すと「会ってもいい」と言っていたとのことであった。
翌日、民生委員と同行訪問したところ、Aさんは次のように話した。「家族はもういない。19歳のときに統合失調症の診断を受けて以来、片道約2時間のY病院に通院している。障害年金と親が残した預金でやりくりしてきたが、残額が3万円になり、電気代の支払いも滞っている。とても不安だ。交通費がかかるので、次の受診をどうしようか迷っている」。
このことがきっかけとなって、Aさんは時々、N精神保健福祉士に電話をかけてくるようになった。数か月後、Aさんから「近所が騒がしくて困る」と電話があり訪問したところ、大変な暑さの中、耳を覆う形のヘッドフォンを装着していた。しかし、音楽プレーヤー等には接続しておらず、それを問うと「他の部屋がうるさいんですよ。でも言いに行くとけんかになるからね。これするとましなんです」とヘッドフォンを指した。じっくりとAさんの話を聞くと、1週間ほど、ほとんど睡眠がとれておらず、「前に一度入院したことがあるY病院に入院したい」と言った。そして部屋は静かであるのに、「ほら、あれです。やかましいでしよ」と何度も言った。
今から受診が可能かY病院に電話をしようとN精神保健福祉士がAさんの部屋を出ると、隣室に住んでいる女性に呼び止められてこう言われた。「そこの人、大丈夫なんですか。いつもコードを垂らしたヘッドフォンつけて、ブツプツ言われてますよ」。N精神保健福祉士は、Aさんの病気のことやご近所に配慮を相当していることを、女性にこの場で話をして理解を得たいと考えたが、それは思いとどまった。

次のうち、N精神保健福祉士が思いとどまった法的根拠として、正しいものを1つ選びなさい。
問81
問82
問83
問84
問85
問86
問87
問88
問89
問90
問91
問92
問93
問94
問95
問96
問97
問98
問99
問100
問101
問102
問103
問104
問105
問106
問107
問108
問109
問110
問111
問112
問113
問114
問115
問116
問117
問118
問119
問120
問121
問122
問123
問124
問125
問126
問127
問128
問129
問130
問131
問132
問133
問134
問135
問136
問137
問138
問139
問140
問141
問142
問143
問144
問145
問146
問147
問148
問149
問150
問151
問152
問153
問154
問155
問156
問157
問158
問159
問160
問161
問162
問163
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